凄腕の犯罪プランナーであり実行犯の 乾仁悟こと通称・ジャンゴ。 50億円相当の金塊強奪成功目前だったが、 何者かの妨害が入り失敗し、仲間も1人死んだ。 逮捕されたジャンゴの前に、 妨害を入れた張本人である美女が現れる。 どうやらジャンゴを逮捕した警部の恋人らしい。 しかし美女が現れた目的は、 ジャンゴを脱走させる事。 そしてジャンゴと仲間になることだった。 ジャンゴと仲間達が、警察・ヤクザ・殺し屋、 そして謎の多い美女とが、 騙したり追いかけたり協力したり戦ったりする。 銃撃戦・カーチェイス・爆破などをしながら。 犯罪ジャンキーともいえるジャンゴという人間が 大胆不敵な行動で仲間も敵も作りながら 派手なスリル&アクションと独特な心境を見せ付けてくる。
舞台は世界各地。好きなんですよね、こんな展開。ただ、これだけだと、”わりと好き”レベルなんですが、この作品は時間も遡ってしまう。時代背景の描写など、描き手の力量が問われますが、期待以上の仕上がりで、”わりと”ではなく、とても好きになってしまいました。内容、の前にまずクリオについて解説しますと、これは表紙に書いてある通り。クリオダイバー=骨とう品や美術品などの物の中に蓄えられている過去の情報世界に潜る人、ということです。そのクリオの男が、世界各地のワケあり物品に込められた過去の因縁を暴き、現代に害をなさないようにする、というストーリー。展開は非常にダイナミック。そして立体的な描写が物語にさらに奥行きを加えています。戦闘機の翼の上、屋上から落ちるさま、素潜りの海中などのシーンが目白押しで、映画っぽいなあ、と思っていたら、著者はそっち方面を目指していたこともあるんだとか。映像的視点もいいですね。これも加えるとまたレベルが上がるなあ。結局、大好きなお話になってしまいました。
凄腕の犯罪プランナーであり実行犯の 乾仁悟こと通称・ジャンゴ。 50億円相当の金塊強奪成功目前だったが、 何者かの妨害が入り失敗し、仲間も1人死んだ。 逮捕されたジャンゴの前に、 妨害を入れた張本人である美女が現れる。 どうやらジャンゴを逮捕した警部の恋人らしい。 しかし美女が現れた目的は、 ジャンゴを脱走させる事。 そしてジャンゴと仲間になることだった。 ジャンゴと仲間達が、警察・ヤクザ・殺し屋、 そして謎の多い美女とが、 騙したり追いかけたり協力したり戦ったりする。 銃撃戦・カーチェイス・爆破などをしながら。 犯罪ジャンキーともいえるジャンゴという人間が 大胆不敵な行動で仲間も敵も作りながら 派手なスリル&アクションと独特な心境を見せ付けてくる。