仕事ひと筋のターリアは恋愛よりも昇進を目指していた。そしてついに重要な発表があると言われる日がやって来た。今目指しているポストには自分しか適任者がいない。だから発表の内容は――そう心躍らせていた朝、会社のロビーでターリアは男性にぶつかり、ひと目で魅了されてしまう。息を飲むほど素敵な彼…いったい誰? けれどその答えはあまりにも衝撃だった。彼の名はケイス。いきなり現れて私の昇進を奪ったのだ。そして上司となった彼は私の身も心も狙い…!?
毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「悲しみのフィアンセ」「ターゲットはプリンセス」「木蓮の咲く城で」「子爵とともに」「恋の道に迷ったら」「暗闇のエンジェル(お試し版)」の6話をまとめて収録。
「君はパーティー用の可愛いマスコットだよ」駆けだしデザイナーのリアナは、恋人の残酷な言葉に絶望した。今日は彼からプロポーズされて、人生最良の日になると信じていたのに…。打ちのめされ泣き疲れたリアナが目覚めると、手に何か光るものが。これは指輪…それも左手の薬指に? 困惑するリアナの前に、仕事で知りあったばかりの世界的に有名なカメラマン、ジョー・ヘンダーソンが現れる。ちょっと待って。まさか私、彼にプロポーズされたというの…!?
ウエディングプランナーのスカイは、花婿付添人として現れた元恋人ニックとの突然の再会に思わず体が震える。4年前、何も言わずに去った私を、きっと彼は許していないだろう。「ニック」名前を呼ぶだけで今も私の胸はこんなにも痛い…。しかも翌日から、スカイの仕事場に抱えきれないほどの花やチョコレートが届きはじめる。これは、唯一思いどおりにならなかった私を支配するための彼のゲーム!? 別れを選んだ本当の理由は、決して知られてはいけないのに…。
タラは母とふたりの妹たちと一緒に、シドニーでブライダル関連のビジネスを営んでいる。完璧なプロポーズやウエディングを演出するのがタラの仕事だ。ある日、若手実業家の大物パトリックから依頼がくる。他人の助けなど必要ないほどハンサムで億万長者の彼からの依頼には疑問を持ったが、成功させればいい宣伝になるチャンスと思い、引き受けることにする。私はプロとして淡々と仕事を進めるだけ――そう思っていたはずなのに、彼の思わせぶりな視線に心乱されて…!?
幸田育子先生の人気作品をピックアップしてお届けするハーレクインコミックスのセットです。「情事を告げる手紙」「プロポーズは禁止」「秘密の愛人」の3巻をまとめて収録。
姉の探偵事務所を手伝うロクサーヌは、ある日ヘザーという美女から婚約者の浮気調査を依頼される。指定されたバーに赴いたロクサーヌは、渦中の男性ケイドをひと目見て心を奪われた。とても魅力的で、まさに理想のタイプだったのだ。でも彼はヘザーに忠実らしく、浮気などしそうもない。調査結果をヘザーに伝えると、なぜか彼女は不満げで、ケイドを悪者に仕立てようと必死だった。ケイドが気の毒になったロクサーヌは、彼の名誉を守ってあげようと必死になるが…?
「君の前髪は長すぎる。きれいな顔を隠してしまうからね」アレックスはジェスの髪をかき上げ唇を寄せてきた。全女性にとって憧れの男性であるアレックスの超ハンサムな顔が近づいてくる!ジェスは理性を必死でかき集めた。婚活するアレックスのイメージアップのために雇われた私が、彼のとりこになるわけにはいかない。それにこの仕事をひき受けた本当の目的を忘れてはならないのよ。唇が離れたとたんジェスは彼をにらみつけて言い放った。「それで気がすんだ?」
目覚めると、キャシーは一糸まとわぬ姿で見知らぬ男性のベッドに横たわっていた。昨夜はセバスチャンとの婚約パーティーで、とてもステキな夜だった。その翌朝なのに、どうして私は裸で一面識もない男性のベッドにいるのかしら!?マシュー・キーガンと名乗った男性はすでに身繕いを済ませていて軽蔑したように彼女を見下ろし、ふたりが一夜限りの火遊びをしたと告げた。こんなことが知れたら婚約解消されてしまう!キャシーはマシューを問いつめようとするが…?
夫ジェイクの愛を信じきれずに、家を飛び出したメグ。3年後、彼女はメルボルンでデザイナーとして独立していた。ようやく穏やかな暮らしを手に入れた矢先、ジェイクが現れた。彼はメグが自分の元を去った理由をどうしても知りたいと言う。「あなたは仕事仕事で家をあけてばかりで、寂しかったから――それだけよ」そう答えてごまかそうとしたものの、ジェイクは納得しない。でも、真実は言えない。それを1度口に出してしまえば、私たちのすべてが破綻してしまうのだから。
――彼がマーク・キング…。女性の敵ね!――妹をもてあそんで捨てた男・マークを見つけ出し責任を取らせるため、大胆な行動に出たクレア。――彼を誘惑し、妹の所まで誘い出してみせるわ!――しかし、いざマークを目の前にしたクレアは、彼の王者のような風格に心惑わされてしまう…!――なんて熱い瞳…。しっかりしなさいクレア!これは負けられないゲームなのよ…!――固い決心とはうらはらに、彼に堕ちてゆく想いを止められないクレア。しかし、マークもまた“ある目的”をもって彼女に近づいたことを、クレアは知るよしもなかった…!