「旦那様、離縁してください」貧乏男爵家から借金のカタとして伯爵家に嫁いだリーゼ。だが、リーゼに待っていたのは、愛人とイチャつく旦那様のもとで雑用を繰り返す地獄のような日々だった。おまけに愛人のワガママに旦那様は言うなりに財産を使い込み、伯爵家は傾く一方。使用人も離れていく中で帳簿すら見ようとしない旦那様に堪忍袋の緒が切れたリーゼは、ついに離縁の決意を固める! 偶然知りあった若き宰相・アルウィンの知恵を借り、「円満離婚」の作戦会議を始める。目下の課題は、大司教様に離婚を納得させるための証拠固めと新生活のための資金作り。貧しい境遇で培った知恵とまめさを武器に、リーゼは障壁を乗り越え、沈みゆく伯爵家から無事抜け出すことができるのか!?離縁は戦争! 浮気の証拠と資金を集め、旦那から人生を買い戻せ!!
無実の罪で投獄され、身分も財産もなくした伯爵令嬢クラリサ。そんな彼女を待っていたのは、死刑…ではなく美丈夫の第一王子エーリクからの求婚だった! “悪魔公”と呼ばれる彼は、異名とは裏腹に誠実で優しい。彼に何も返せるものがないことに引け目を感じながらも、日々、クラリサは、ただただ愛されることに──。初めての夜、ベッドの上のエーリクは少し意地悪に、だけど丁寧に愛撫してきて、クラリサの意識を快楽の底へ沈めて…?
「あなたが達すると俺は嬉しい」新婚の夫に毎晩愛を注がれ無実の罪で投獄され、身分も財産もなくした伯爵令嬢クラリサ。そんな彼女を待っていたのは、死刑…ではなく美丈夫の第一王子エーリクからの求婚だった! “悪魔公”と呼ばれる彼は、異名とは裏腹に誠実で優しい。彼に何も返せるものがないことに引け目を感じながらも、日々、クラリサは、ただただ愛されることに──。初めての夜、ベッドの上のエーリクは少し意地悪に、だけど丁寧に愛撫してきて、クラリサの意識を快楽の底へ沈めて…?
修道女は無垢なものと誰もが信じる。けれど私は…ヴァイキングの末裔たる金髪の戦士ルーリクに、13年間疎遠だった父から突然命令が下された。マルグリートという名の修道女をつれて帰郷せよというのだ。それは思いがけず心乱される旅路となった。黒い修道服に身を包みながらも生き生きと過ごす彼女から、ルーリクは目がそらせない…。一方、マルグリートは罪深き秘密をひた隠しにしていた。修道女は無垢なものと誰もが信じている。でも心を捧げた相手がいて!? 長い旅路の果てに待ち受ける陰謀を、まだふたりは知らない。
しょっちゅうケンカしてて嫌いだって思ってた同級生の諒。けれど友達に誘われてバレンタインのチョコを作っている時に思い浮かぶのは彼のことばっかりで…? せっかく作ったチョコだしって諒にあげたら、そのままキスされ、乳首を舐められて!? 「乳首、弱いんだ? すっげー濡れてんじゃん」布の上からアソコも一緒に刺激されて、もうたまんないよ――! 表題作ほか、素直になれない女の子たちの甘ずっぱいラブストーリーが詰まった短編集☆
「未花と…したくなった」彼とは幼なじみで小さいころからよく知っている。だから、何年か前につきあうことになったあとも、あたしたちのカンケイはなんにも変化がなかった。――いつもと同じ彼の部屋で、いつもと同じじゃない、彼もあたしも初めてのセックスをする…。もちろん恥ずかしいし不安もあるけど、彼と一緒ならどんなことでもきっと――当作品は『ふたりのカンケイ』『Summer Memory』『Babybaby』が収録された単行本版です。重複購入にご注意ください。
「こんなに暗いのに恥ずかしい?」優しく押し倒され、脚を開いて彼の舌を受け入れるとくちゅくちゅっていやらしい音が鳴って、やだ、気持いいけど恥ずかしい……! 友だちの失恋旅行につきあって、旅先で出会った彼。はじめは道案内をしてもらっただけ。2度目に会って好きなものが同じだってわかって、ドキドキして、3度目は――?
「――どうしようあたし、ニンシン、しちゃったのかなぁ…?」最近不安なの。なんでって、アレが…遅れてるから…。彼とえっちしてても、きもちイイんだけどどうしてもそれが気になっちゃって。もし妊娠してたら、彼はどう思うかな? たくさんやさしくしてくれる彼だけど、鬱陶しいって思われたり――あたしのことキライになったりするのかな…?
「未花と…したくなった」彼とは幼なじみで小さいころからよく知っている。だから、何年か前につきあうことになったあとも、あたしたちのカンケイはなんにも変化がなかった。――いつもと同じ彼の部屋で、いつもと同じじゃない、彼もあたしも初めてのセックスをする…。もちろん恥ずかしいし不安もあるけど、彼と一緒ならどんなことでもきっと――
家同士で決められた結婚がイヤで、ジェーンは丸々と太った不細工な女に変装し、婚約者を撃退した! これで破談と思ったのに、婚約者の兄であるデラヘイ公爵に宣戦布告されてしまう。「賢く勇気あるレディ。あなたはまさに弟の伴侶に相応しい。どう抵抗しようと、この縁談は進めます」と。けれどジェーンは公爵を見て驚いていた。――15歳のあの晩。親友が教えてくれた不思議な伝説によってジェーンは未来の夫の姿を夢に見た。それはほかならぬデラヘイ公爵で…!?
アメリアはコロソル国の王女。1年前、紛争地帯でボランティア中に傭兵ニックと出会った。長身で男らしいオーラをはなつ彼に、「親を亡くした幼い子らを助けたい」と頼まれ、子供を養子にするためだけに、彼と便宜結婚をした。そのあとすぐ帰国命令が出てしまい、身分も本当の名も彼には告げなかったけれど…。今、再会したニックの瞳はとても冷たかった。「僕たちを捨てたきみの正体を、新聞ではじめて知ったよ」そう言ってゴシップ記事をアメリアにつきつけて…?
貴族の娘セアラは、借金のかたに望まぬ結婚を強いられていた。相手は性癖に問題ありと噂の准男爵。悪名高き彼はセアラに異常な執着を示していた。一方、それを知った、今シーズン最高の花婿候補と謳われるエングルメア侯爵ニコラスは一計を案じた。しっかり者のセアラを自分が娶れば、家政は安泰だし跡継ぎも望める。不幸な娘を准男爵の魔手から救い、一石三鳥だと――。セアラもニコラスも想像もしなかったのだ。便宜結婚の相手を愛してしまい苦しむ未来のことなど。
彼のことは好き。でも、5年もつきあってるのに、結婚という話には、ちっともならない。あたしたち今だってラブラブだけど、ずっとこのままなの? どんなキッカケがあれば、恋愛から結婚になれるの?焦ったあたしは「大丈夫よぉ、あたし今日は安全日だし」「何言ってんだよ、待てってば!」っていう、彼の制止の声も聞かないまま、アレの上に腰を落として…!? 悩める女子たちの本音をセンシティブに描く、雪村理子のオムニバス集!
学園祭の出し物で、なんとお姫様役をすることになったわたし! 準備室で衣装合わせしてたらカレも部屋にやってきて――? 「カワイイよみなみ。なんかいいな、コスプレみたいで」いつもと違う格好でわたしも興奮しちゃうけど、誰か来るかもしれないし、衣装汚したら変に思われちゃうじゃない~~! 「じゃ、やめる?」なんて、アソコをもてあそびながらイジワル言わないで! や…あ…ぁ、そんなのずるい…!!
最近付き合い始めた一成くんは大人の男性♪ 彼とエッチなあんなことこんなこと、いっぱいしたけど、何故だか『ソレ』は絶対に挿れてくれなくて、いつも前戯で終わっちゃう! おかげで私は未だにバージンのまま…。もー待ってらんない、一成くんの『ソレ』咥えて大きくして、痛くても自分でヤっちゃうもんね!! ――って意気込んでまたがったら…あれれ、初めてなのに痛くない? しかも一成くんはなんだか不機嫌顔で…?
明るくて活発な瑞穂(みずほ)と、おとなしくて女のコらしい稚葉(わかば)は、外見はソックリ、でも性格は正反対の双子姉妹。そんな2人が同じ男のコを好きになってしまって…。恋愛と姉妹愛との狭間で揺れ動く、双子姉妹・瑞穂と稚葉の恋物語!!