貴女のお胸を育てろとのご命令です。それは夜毎のいけないレッスン■宮廷で地味に女官をしていたのに、突然第一王子の花嫁候補として選ばれてしまったヴィルジェニー。奔放な王子はお堅そうな彼女に閨事を教えるようにと自分の秘書官ジークリートを付ける。優しく美しい彼に夜毎蕩かされ純潔を奪われても後悔できない彼女。彼からも愛を告げられ幸福の絶頂にある中、事の次第を聞き怒り狂った王子に彼が撃たれて!?
……きみを誰にも触れさせたくない■「可愛いな。本当に男を知らないんだね」寂れかけた旅籠〈泉の騎士〉亭の一人娘グレースは美貌の吟遊詩人アランと激しい恋に落ちる。彼女のためだけに奏でられる美しい歌と優しい指先。いずれ去ってしまう人と思っても止められない情熱。彼からの思いもかけない求婚に蕩けるような一夜を過ごした翌朝、彼が手の届かない身分の人だと知ってしまい―!?■特別な夜をあなたとふたりで。
きみにはもっと厳しい調教が必要だな……■傾きかけた伯爵家のため自分の処女をオークションに掛けることにしたレイチェル。彼女を落札した仮面の男の正体は、死んだはずの恋人、ギデオンだった。再会を喜ぶレイチェルを突き放し、嘲りながら組み敷くギデオン。「これでもうあなたは純潔ではない。穢されたんだ、この俺に……」冷たくあたりながらも彼女に執着し毎日のように貪る彼の真意は!?
父の死がきっかけで零落したリーアンは、昔馴染みのジャスティンと再会する。彼は王国最強の竜騎士の称号を得ていた。リーアンと会えたことを喜び、熱烈に愛を囁くジャスティン。弟のためにと彼の求婚を受けたリーアンだが、美しく強いジャスティンに過剰なほど溺愛されて心を開いていく。「愛しています。あなたは私のものだ」激しく愛され蕩けるような悦楽に浸る日々。だが彼が別の女性の肖像画を持っているのを見つけ!?
小国の王女である李寧寿(リ・ネイジュ)は、煌曄国の皇帝に嫁ぐことになった。数多くの女人を擁する後宮を持つ皇帝のこと、ただの人質代わりだと思っていたが、現皇帝、曄玉藍(ヨウ・ギョクラン)には寧寿以外の妃はいないと言う。話すうちに過去に面識があったことがわかり、玉藍は寧寿に執恋する。「もっと悦くしてやる。そなたを私に夢中にさせねば気が済まぬからな」美しく精悍な玉藍に溺愛され、求められ翻弄される日々。玉藍は寧寿を正妃にすると言い出し――!?* * * * * * * *「あまりにも悦すぎて蕩けてしまいそうだ」男勝りの姫×硬派な皇帝人質代わりのはずが溺愛されてもう大変!?
幼い頃、海竜神と結婚の約束を交わしたリリベル王女は、成長後、神殿から海竜神の生贄となるようにと命じられショックを受ける。紆余曲折の果て、大神殿の奥で海竜神に美味しくいただかれるリリベル。「俺は何度でも姫を味わいたい。だから大切にしてずっと食べ続けるんだ」美しい青年の形をした神に激しく愛され、絶頂に導かれて幸せを感じる日々。だがリリベルの元許嫁者であった隣国の王子がそんな彼女を見つけて奸計を企み!?
俺がうんと気持ちよくしてやるから英雄皇帝×箱入り娘お疲れ陛下の身も心も優し~く癒やすのが耳かき係のお務めです!レアは幼い頃、皇帝ユーリに拾われ彼専属の耳かき係として宮中で育てられた。ユーリを慕いずっと彼の傍で仕えたいと願う彼女に、ユーリは突然結婚を申し込んで情熱的に愛撫してくる。「愛している。そのまま感じていればいい」大好きな人と結ばれ幸せだが、結婚には不安を感じるレア。彼女にはユーリに拾われる以前の記憶がなかった。そんな時、ユーリがレアに執着するのは亡き前皇帝の皇女と似ているからだという噂がたち!?
鬼の若君×零落の姫「今夜こそ本当に契るぞ」百鬼夜行の群れの中、麗しの君に囚われて!?「真帆が結婚してくれないなら、俺は鬼の國へ帰るしかない」庇護者の曾祖父を喪い、つましい暮らしをしていた真帆姫は、顔も知らぬ父の遺言だと古い邸を譲られるが、そこはもののけの出る邸だった。思い切ってもののけと対峙を試みる真帆の前に、鬼の若君だという美しい青年、月影が現れる。口論しつつも心を近付けていく真帆と月影。だが真帆が東宮の妃候補として宮中に尚侍として入る話を月影は熱心に受けるよう勧めてきて!?
執事の恋人に借金返済のためご奉仕生活を強要…!? 「さぁ…これできみは純潔ではない。」伯爵家令嬢・レイチェルは借金返済のため、自身の初夜権をオークションに賭けるが落札した相手は3年前死んだはずの執事・ギデオンだった―。彼と恋仲だったレイチェルは再会を喜ぶが、ギデオンの態度は冷たく落札した金額分、館で奉仕する契約を結ばされ戯女のような扱いをする―。エドワードとの婚約の知らせの真相、冷徹な態度の中に垣間見る昔の彼の優しい姿、ふたりの誤解からはじまるすれ違いに囚われの日々は続いて―。★ヴァニラ文庫のコミカライズ版★
王子の花嫁候補の私が、秘書官と夜伽の花嫁修業…!? 行儀見習いとして宮廷に出仕している侯爵令嬢のヴィルジェニーは突然、第一王子の花嫁候補として選ばれてしまった。奔放な王子は秘書官ジークリートを彼女に付け「胸を育てるために」と彼女に閨事を教えるよう命じる。戸惑うヴィルジェニーだったが王子の命令に逆らえず淫らなお妃教育を受けることに。ジークリートの翠緑玉の瞳に見つめられながら毎夜優しく愛撫され愛される愉悦に身をゆだねるうち、ヴィルジェニーは胸の高鳴りが次第に大きくなるのを感じ…。★ヴァニラ文庫のコミカライズ版★