喧嘩なんて日常茶飯事、権力と財力がものを言うまさに無法地帯、私立石塚高校。そのトップに君臨する男、三年生の行平愁(ゆきひらしゅう)。そんな行平になぜか気に入られ、やたらと絡まれる清遠千秋(きよとおちあき)はあることがキッカケとなり無理やり行平に犯される。育った環境から抱える寂しさを持て余す行平の不器用さを知り、清遠の心は徐々に変化し――…?
「俺が慰めてあげよっか」あの時、もっと別の言葉を選んでいたら、俺たちの関係は変わっていたのだろうか――。コイツは何度寝ても、俺を好きにならない。だってコイツが好きなのは、俺の親友だから……。体だけでいい、親友の身代わりでいいから――。同じ大学に通う久瀬に片想いしている篠宮は、高校時代からの親友・弓親に彼が想いを寄せていることに気づき、諦めようとする。ところが、弓親に彼女ができたことで、ふたりの関係に変化が訪れた。慰め合うことを言い訳に、篠宮は自ら久瀬に抱かれることを望んで、セフレの関係を続ける。でも、いくら体を重ねても心までは重ならない関係に篠宮は――。失恋した者同士が叶わない恋を追いかけて、想いの連鎖がはじまるギルティ・ラブ。永遠の愛ってきっとある。恋する気持ちがぎゅぎゅっと詰まったレーベル、「シア」からコミックスが新創刊!