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こんな技は、現実には有り得ない。 だが、これをテレポーテーションとか 時空を歪ませたで片づけてしまったら、 安っぽいファンタジーに堕ちてしまう のである。 足を使って走る事で、技に強い説得力が 生まれるのである！ 　～民迷書房刊：足たの滋養 より～

「一球さん」巨人学園ＶＳ弁強高校戦 真田一球が 振り逃げで１塁へ猛突進する。 キャッチャーが焦って、１塁送球のボールを 真田に当ててしまう。 ボールが転々とする間、真田は駿足を飛ばして ２塁３塁を回る。 そしてホーム突入で、ホップ、ステップと叫び 三段跳びのフォームをとる。 それを見たキャッチャーが、次はジャンプだと 跳び上がる。 ところが、真田は逆を突いてスライディングで ホームイン。 振り逃げ三振が ランニングホームラン！ 野球を知らない一球さんが、足をフルに使って 点を取った名シーンである。 （男塾よりも古くて スミマセン（笑））