伯爵家の嫌われ公女が結婚したら

伯爵家の嫌われ公女が結婚したら

ブルマイヤー伯爵の私生児として生まれ、虐待を受けて育ったラリットは、姉のローズの代わりに没落した公爵家に嫁ぐことになる。公爵家に唯一残された山奥の別荘で新しい生活を始めるラリット。苦しいだけだった伯爵家での生活に比べれば、山での素朴な暮らしは幸せそのものだった。そんなある日、彼女の前に戦場で死んだはずのラインハルト公爵が現れ、自分に着せられた反逆の濡れ衣を晴らしたいと言う。 公爵との出会いによってラリットの運命はどう変わるのか…?

Redeem ~リディーム:たった一つの永遠~

Redeem ~リディーム:たった一つの永遠~

目の前で恋人の久遠が死ぬことを目撃した千暁(21歳)。 次の瞬間目を覚ましたらなぜか10年も過去に戻っていた。 「僕はあなたの未来の恋人です!」 「大人をからかうならもっと頭使え」 28歳の久遠は千暁が知ってた彼とはまったく違う冷たくて傷だらけの人だった……。 お前には関係ないだろと、久遠は千暁を引き離そうとするけど 千暁はとげのある久遠の心の中に一歩また一歩、諦めることなく踏み出す。 違う傷をもった二人が、それでも互いの救いになる物語。 『四代目・大和辰之』 『ジェラシー』シリーズ スカーレット・ベリ子作家の初SMARTOONを版面化した作品、第1弾!

政略結婚なのにどうして執着するのですか?

政略結婚なのにどうして執着するのですか?

「俺の妻として認められるなどとは夢にも思わない方がいい。俺がバラジットの娘に跡継ぎを産ませることは永遠にない。」 ナディアはつい、私もそのつもりだと相槌を打つところだった。 ありがとうございます、侯爵様。 自分で言ったこと、守ってくださいね。「侯爵様は私と部屋を共にするつもりはないとおっしゃいました」 「……」 「なので跡継ぎを設けるためには妾を囲うしか…」 「……」 グシャッ 何かがつぶれた音にナディアはバッと振り返った。 すると夫が手をついているテーブルの端にヒビが入っているのが見えた。 どうしてあそこに突然ヒビが…?

カラスはキラキラしたものがお好き

カラスはキラキラしたものがお好き

長年雪の地で続いた戦争の諸悪の根源であるノルカン族の長、クヌートの首を斬り、 目玉をくりぬき食べた怪物…人々はさぞかし屈強な男性なんだろうと思っていたが その怪物とは、美しいサハラ・イラウドという女性だった。 見た目とは裏腹に残忍な一面を持つサハラ・イラウド団長が チェイシャ皇太子と出会ったことで徐々に恋愛モードに…?

悪党大公様の可愛い妹

悪党大公様の可愛い妹

終わりのない戦争が続く小説の中の、血も涙もない大悪党の妹になっちゃった!? 実は私はこの悪党ディートリッヒを封印する小説の主人公ヘルマンの妹として生まれた。だけど赤ん坊の時に宿敵のこのラグランジュ家に拉致されて、そのまま末娘になったの。 極悪非道なラグランジュ家で生き残るにはこんな赤ん坊の体じゃ無理!もう悪党でもなんでも媚を売るしかない! ディートリッヒ!あんたに決めた!この家から逃げるまではあたしの保護者になってもらうわ!

悪党の母になりました

悪党の母になりました

保育士として働きながら孤独な人生を生きていた奈希(なつき)は、いつものように小説を読みながら眠った。 目が覚めるとそこは小説の中の世界で、悪党に成長した息子「アインスパナ」の手によって殺される継母になっていた! でも目の前にいる息子はまるで天使のように愛らしい! こんな可愛らしい子を虐待するなんて…決めた、悪党にならないよう愛情を注いで良好な親子関係を築こう!と思った矢先に、無関心のはずの夫も加わってきて… 悲劇の運命は変えられるの!?

お父様を探そうとしたのに

お父様を探そうとしたのに

ルイーゼは母子家庭で育つが、8歳の時に母レアが亡くなってしまう。 それ以降は村の領主のベンジャミンが後見人になり、大切に育ててくれた。 だが、ベンジャミンはルイーゼの亡き母レアに心底惚れていたため、 ルイーゼにレアのように振る舞うことを強制していた。 徐々に自分自身が失くなっていくルイーゼに追い打ちをかけるように、 16歳になった彼女は強制的に ベンジャミンと結婚させられてしまった。 いよいよ耐え切れなくなったルイーゼは自ら命を絶ってしまう。 だけど目が覚めたら家のベッドで寝ている…!? なんと8歳当時の自分に戻っていた!! すぐにベンジャミンからの仕打ちをレアに話すがレアは聞き入れてくれない。 そしてルイーゼとレアはベンジャミンや村の人達に苦しめられて… しかも死んだと聞いていたお父さんが生きている…? 今世でも亡くなってしまったレアの遺言通り、 お父さんを探しに出たルイーゼの運命は果たして…!?

暴君を癒す魔女になりました

暴君を癒す魔女になりました

暴君の君臨する小説に悪態をついたら「暴君に殺された可哀想な主人公の妹」として、 最初から小説に登場もせず、一切活躍もしない魔女のアメリに転生した私。 殺される前に逃げるつもりが小説とまったく別の場所で皇帝に出会ってしまうけど、 実は皇帝は、身体に封印された災厄のせいで生まれた時から心休まる時を知らなかったらしい。 「柔らかい毛布にすっぽり包まれているような気分になる香りだ」 私を殺すはずの暴君が、逃げても隠れても避け続けても香りを辿ってやってくる! 「自分では気づかないのか?そなたからは、良い匂いがするのだ」 私のそばでだけ、くつろぐことのできる暴君は、やっぱり私を殺すのか、それとも…?

しがみついても無駄です

しがみついても無駄です

愛する人ラカンはついに皇帝となった。 しかし即位式の日、皇后になったのは私ではなく、義理の妹ビエナだった。彼を皇帝にするため全てを捧げた私に残されたのは刻々と近づく死。 彼に捨てられてようやく悟った。私は利用されたんだ。 もしも、もう一度やり直せるならあなただけは愛さない。 そして私は18歳の全てが始まったあの日に戻ってきた。 私の全てを奪ったラカン、今度は私が地獄に送ってあげるわ。 私の意思ではなかった許嫁フェイロン… 「愛なんていらない。私があなたを皇帝にしてあげる」 ラカン、ビエナ、待ってなさい。 あんたなんかこっちからお断りよ。

悪党の愛娘になりました

悪党の愛娘になりました

豪華な部屋に華やかな服で目覚めた理花。前世は孤児として辛い思いをしてきたけど、今度の人生はお金持ち!?かと思いきや、何やら聞き覚えのある名前が続々と…。まさかここは武侠小説の中!?魔教の教主である冷たい父親に、私を殺す予定の小説の主人公。生き延びるためには武功を習得するしかない!果たして理花は小説のエンディングを変えることができるのだろうか!?