ARIAの感想・レビュー5件題名的にアニメのコミカライズではあるがすべてがFになる -THE PERFECT INSIDER- 霜月かいり 森博嗣名無し原作は名作との評もあるミステリー小説です。アニメは途中から観なくなってしまいましたが、こちらは一気に読み切れました。 絵(作画担当者は原作者が候補から自選)と話のテンポに向上を感じましたし、込み入った理系的なトリックも分かりやすく説明されています。 全2巻なのが不安でしたが、きちんと終わり急いでる感はなかったです。 創作物が人を犯罪に駆り立てることはあるのか? #完結応援ライトノベル なるしまゆり名無し見立て殺人と言われるような神話や物語をなぞる形で行われる連続殺人、サスペンスやミステリーでは定番のネタです。 本作はそこから一歩進み、定期的に槍玉に上がる「ゲーム・アニメ・マンガを嗜んでると現実と区別がつかなくなって罪を犯す」的な議論がテーマのひとつになっています。 自身の創作物が人を傷つけることに繋がってしまうのか、創作物が殺意を喚起することはあるのか、その時作者に罪はあるのか…。 創作論を問いながら事件の犯人と謎を追うミステリーが展開していきます。 抽象的なテーマと断定しきらないキャラが多いのでわかりづらいところもありますが、軽妙な語り口で切れ味鋭いセリフが飛び出してくる時はゾワッとします。常に緊迫感が漂っているタイプの作品でした。 小説、漫画、映画とか物語を作る人に読んでみてほしいですね。メタ的な要素が楽しめるはず…。リヴァイが調査兵団に入るまでのスピンオフ進撃の巨人 悔いなき選択 ニトロプラス 諫山創 駿河ヒカル 砂阿久雁 「進撃の巨人」製作委員会名無し時系列は壁が破られる1年前の844年。スラムで燻っていたリヴァイがエルヴィンと出会い、調査兵団に入るまでの出来事を描いたスピンオフです。 物語のテーマはタイトル通り「選択」です。数多くの選択を積み重ねてきたリヴァイの最初の「選択」が描かれていて、エルヴィンとの関係がどう始まったのかもわかるのも見所です。 巻末の諫山先生との駿河先生の対談も面白いです。リヴァイのイメージの源泉になった作品として『七人の侍』や『ハート・ロッカー』の名前が上がっているのですが、どれも「なるほど…」と頷けます。 2巻と短いながらもリヴァイの誕生の物語、オリジンとして説得力のあるスピンオフでした。ヒロインはラッキースケベ!ニュー学園ラブコメまとめ★グロッキーヘブン みたおでんたか古き良き主人公とヒロインの間柄といえば、男の子がちょっぴりエッチなハプニングによく遭い、それに巻き込まれる女の子が鉄拳で制裁するというもの。 https://comic.pixiv.net/works/1340 この漫画ではその**「ラッキースケベと暴力ヒロイン」の関係が逆転**しており、ヒロイン・まとめの周りの**男の子たちがひたすらエッチなハプニングに巻き込まれる。** ・股間を触られる ・着替えを見られる ・練乳をぶっかけられるetc… いやほんと天才かよ(震え) 男の子たちのリアクションがいちいち乙女で、「そうそう、これがラッキースケベですよ!」と妙な満足感がある。 「体質は遺伝する」、「ラッキースケベ(LS)と暴力ヒロインは惹かれ合う」というスタンド使いのような設定。そして初代ラッキースケベ主人公(男)であるまとめの父親が言うように、「暴力ヒロインはともかく暴力ヒーローはシャレにならん」スリルがいい…! まとめちゃんと集くん、2人にはどうか属性(ウンメイ)を乗り越えて幸せになってほしい…! (画像は1話より。2人の初LSシーン。男女が入れ替わるだけでこんなに新鮮!!) タイトル通り三角関係蓮住荘のさんかく 野切耀子少女漫画博士うららか「昔からの幼馴染」と「新キャラボサメガネ(実はイケメン)」から愛されるタイトル通りの三角関係ラブです。 写真が取るのが好きな恋愛感情鈍めな主人公が ひとつ屋根の下で同居する2人のイケメンから愛されます。 先日口コミを書いた 「てをつなごうよ」 https://manba.co.jp/topics/14639 と設定は似てますね。 王道の三角関係ラブ&絵がキレイなので、 安定感があって読めます。
原作は名作との評もあるミステリー小説です。アニメは途中から観なくなってしまいましたが、こちらは一気に読み切れました。 絵(作画担当者は原作者が候補から自選)と話のテンポに向上を感じましたし、込み入った理系的なトリックも分かりやすく説明されています。 全2巻なのが不安でしたが、きちんと終わり急いでる感はなかったです。