CH COMICSの感想・レビュー8件こんな思春期過ごしたらないしょの予習 森井暁正starstarstarstarstar_border野愛本命の恋人がいながら、友達の恋人とキスをしたり手を繋いだりそっと触れたりの「予習」をする。 そんな都合のいいことあるわけないし、していいわけない、なのに止められない。 恋人のことが本当に好きなのに、背徳感や性欲に唆されてどんどん予習相手を好きになってしまう感覚が伝わってくる。思春期のうちにこんなことしてたら頭おかしくなっちゃうよ…!! とにかく予習相手・北見さんのキャラクター性が素晴らしい。 ショートカットで幼く見えるのに妙な色気があって、天真爛漫なのに影があって、こんな女の子が身近にいたらどうにかなりそう!と、自分まで思春期男子の気持ちになっちゃう……! ひとまず大人であることは忘れて、思春期男子になったつもりで読んでみましょう。一緒に悶えましょう。えろさと青春だぶるぷれい ムラタコウジ名無し好きだった子と同居 しかも1人でいたしていた所を見られ自分もひとりでプレイ 弱みを握られしかし両思いのような感じになったり もどかしい青春のような雰囲気もあり で、さすがムラタコウジ作品だなって感じです寄って撮って仲良くなる! #1巻応援ぱち☆ もいろみあうしぃ@カワイイマンガ慣れないうちは人物撮影って恥ずかしくて、それを拗らせてしまう気持ち分かるなぁ、と懐かしい気持ちになりました。 スマホで写真を撮るのが好きなロモと、一眼レフを持つが人を撮るのが苦手な硝子(れんず)。ロモが硝子にぐいぐい迫り、関係を構築しながら、インスタントカメラ好きな名月、モデル志望でスタイリストの腕があるめぐの女子四人で同好会設立。 四人それぞれの興味は、早速硝子がロモを撮影するくだりで上手く噛み合い始めます。今後、四人がどんな撮影を見せてくれるのか楽しみです。 硝子の心の変化は、ロモを撮影するスタイルに表れます。人物撮影でよく言われるのは、モデルとの心の距離感。友人になりたての二人が見せる撮影の試行錯誤は、技術に留まらない関係性の試行錯誤。硝子の心の動きに、私の中の陰キャが喜んでしまいます。 カワイイ絵と美しい光景。実在の場所をもじった舞台、写真やカメラの話題(硝子のカメラのメーカーにワイ狂喜乱舞)、さらにロモと硝子のフルネームまでネタは豊富。何より撮りたい写真への拘りがすでに見えて、メンバーそれぞれの成長が楽しみな作品でもあります。 カメラマニアとしては、スマホが優秀なのは認める。完全に表紙買いだったけどよかったないしょの予習 森井暁正名無しまず表紙がエロい。大事なことです。そして肝心な内容ですがこれまたよかったです。お互いに彼氏彼女がいる高校生の男女2人が本命と緊張しないように色んな予習をするという話なんですが、普通にキスシーンがエロかったりするだけじゃなくて、本命との関係が2人とも複雑なので単なる浮気だろ…と断言できないところが面白いです。作者さんは吉田基已と青山景がお好きらしいですが、この名前でピンと来られる方は多いはず。これは2巻で関係がどうなっちゃうのかめちゃくちゃ気になりますね。 エロの先にピュアがありそうなラブコメ♡ #1巻応援だぶるぷれい ムラタコウジ名無し表紙が少女漫画の女の子みたいにキラキラしてるので本屋の新刊コーナーで目に付いたけどムラタコウジ先生の作品だと気付くまで時間がかかりました(笑) 野球部ではタマヒロイなんてあだ名で呼ばれていた冴えない主人公・広井玉緒と学年イチの美少女でソフトボール部のエース・穂村蘭がそれぞれの両親の再婚によって同居することになるのですが、そんな事情を知らないうちにエロシーンから始まるのでびっくりしました。弱みを握られた主人公は蘭から「奴隷」と呼ばれエッチなことを強制されるようになるのですが、蘭は主人公が嫌いなのではなく大好きなのでは…?と感じさせるシーンが度々あるのが気になるところです。 割とエロエロな内容ではありますが、その先にものすごいピュアが隠されていそうな予感がします!丁寧で好感青色ストライプ 盛田賢司mampukuニチブンのマイナー誌ヘヴン連載。絵や演出が古臭いことを除けばなかなか意外と悪くない青春(恋愛)スポ根漫画です。登場人物の方言がきつめなんですが、九州北部かな? 絵柄が今のメインストリームからは遠いですがそのぶんを補うかのように全力であざとく可愛く描かれたヒロインには、何故だか愛着のようなものが湧きますね。実際、作画カロリーの高そうな剣道の試合の描写もめちゃくちゃクオリティ高いですし、恋愛感情なんかもすごく丁寧に描かれているし、流行りからは外れている上に珍しい物好きなサブカルオタクが気に入りやすいタイプでもないかもしれないけれど、これだけ気合の入った作品はもっと評価されてほしいなぁという気持ちがあります成家慎一郎という天才はもっと世に知られるべきまなかの杜 成家慎一郎mampuku女の子キャラも男の子キャラも、独特の愛らしい魅力が溢れる漫画を描く作者さんですが、本作品でもそれは発揮されています。表紙の女の子が主人公なんてすが、健気でいじらしく、キラキラしていて目が離せない、強烈な可愛さのヒロインです。一方でヒーロー役の青年をはじめ、中性的なイケメンも複数登場しそちらもまた魅力的。 あまりに多彩かつ独創的なキャラ造形に、いったいどんな人が描いてるんだろうと気になって調べてみると、性同一性障害が認められた元女性とウィキペディアに書いてありました(一次ソースは検索中) なるほどね〜〜〜〜。もちろん私はストレートですし、理解にまでは至れないにしても納得感がすごいです。大多数の人間が収まっている枠に収まらない価値観を持つ、これってめちゃくちゃ武器ですよね。 主人公の劣等感がツライがそこが面白い中卒労働者から始める高校生活 佐々木ミノル名無しせっかくヒロインと上手くいきそうになっても主人公が劣等感をこじらせているから、絶妙に上手くいかないのがツライ。まぁ、自分の感情をコントロールするのは難しいからしょうがないとも思うけど。学歴や経済力の格差に対してどのような答えを出すのか見てみたい。
本命の恋人がいながら、友達の恋人とキスをしたり手を繋いだりそっと触れたりの「予習」をする。 そんな都合のいいことあるわけないし、していいわけない、なのに止められない。 恋人のことが本当に好きなのに、背徳感や性欲に唆されてどんどん予習相手を好きになってしまう感覚が伝わってくる。思春期のうちにこんなことしてたら頭おかしくなっちゃうよ…!! とにかく予習相手・北見さんのキャラクター性が素晴らしい。 ショートカットで幼く見えるのに妙な色気があって、天真爛漫なのに影があって、こんな女の子が身近にいたらどうにかなりそう!と、自分まで思春期男子の気持ちになっちゃう……! ひとまず大人であることは忘れて、思春期男子になったつもりで読んでみましょう。一緒に悶えましょう。