王様ランキング

奥歯を噛み締めて読みました

王様ランキング 十日草輔
酒チャビン
酒チャビン

確か出始めの頃に広告かなんかで推されていたので、無類のほんわりマンガ好きとしては、このほんわりタッチは見過ごすことができずにポチり購入に至った記憶です。 最初の頃は全然才能がなく、ハンデもある主人公が健気にがんばる姿によく涙したものです。安い男だと思われるかもしれませんが、がんばる描写にすぐ感動してしまうのです。それだけがんばるという行為が尊いものなのだと思います。私もがんばります。 何巻か忘れましたが、上越方面から各駅停車に乗って長野駅に向かっている最中にスマホをいじくってる際に新刊が出ているのに気づき、購入して車内で読んでいました。 やはり新刊でもがんばっている主人公!!!!!!さすがにミドルもミドルも板についてきた年頃の大きいお友達が公共交通機関内でスマホを見ながら落涙するというのは世間体もよくないので、ものすごく奥歯を噛み締めながら読んだのを思い出します。 途中、お母さんがキャラ変し、「えっ、君そんなキャラちゃうやろ!!??」「実はこうなんでした!とか絶対後付けやん」と思ってしまい(作者やファンの方すいません・・・)、それ以来感情移入できなくなって読むのをやめてしまいましたが、いつか完結することがあれば一気読みしてみたいと思います。

デイズオンユース・ストーリーズ

バンド結成までの道のりを描く『デイズ・オン・フェス』外伝

デイズオンユース・ストーリーズ 岡叶 おかさんち
ANAGUMA
ANAGUMA

フェス大好きマンガ『デイズ・オン・フェス』に登場する劇中バンド「デイズオンユース」が主人公のスピンオフ、それが『デイズオンユース・ストーリーズ』! 本編で奏ちゃんがドハマリしていた「デイズ」のメンバー、存在感はとてつもない割にあまり紹介がなかったりして…(それはそれで実際ライブで音楽を聴いていいな〜って思う関係性に近いかもしれませんが)。 そんな風に奏ちゃんを通じてデイズのことをもっと知りたくなった方が手を伸ばすためにある作品がこちらです。 デイズ結成から今に至るまでをじっくり描いていて、本編での彼らの存在感のワケが読めばわかる。どっしりとしたバックボーンがちゃんと存在していたのです。 3巻ではいよいよ最後のメンバー、ギタリストのタツミが登場します。 過去の話とはいえ好きな物語と登場人物の世界が広がって続いていくのはとっても嬉しいですね。皆さんも時をさかのぼってインディーズ時代からデイズを応援しましょう。 ちなみに電子書籍以外に岡先生のBOOTHや委託書店では紙版も販売されています。『デイズ・オン・フェス』と同じ単行本サイズでカバーも付いているので一緒に本棚に並べたい方は紙版を手に入れてみては!