癒やしマンガの感想・レビュー737件<<2526272829>>完成された2人の愛のかたちジェンダーレス男子に愛されています。 ためこうnyae一話目の、忙しさにかまけて身だしなみを蔑ろにしていたわこ(彼女)に対して、めぐる(彼氏)の「美しさは自分で間に合っているから」という発言、嫌味でも何でもなく二人の間の共通認識事項であると、その次のわこの反応を見ればよく分かる。 めぐるのプロデュースに余念がないわこと、忙しいわこの帰りを優しく迎えるめぐる。2人は間違いなく恋人同士で、誰も入り込む隙などないのである。 そんな2人を見ていると本当に楽しいし、なんか幸せになる。また自分の「当たり前」を疑わないとな、という気分になる。 あと単純に、ためこう先生の揺るぎない画力の高さが、説得力を生んでいることは間違いないと思う。1巻に載っている2人の出会いの話は色んな意味で衝撃。兄の嫁と暮らしています感想兄の嫁と暮らしています。 くずしろ名無し友人が面白いと言ってたのを思い出したので試しに一巻読んでみました。 なんとも絶妙な関係! 兄が実は真ん中にいるのに、もういないので姿は出てこないんですね。 兄の嫁と妹という普通だったら気まずそうな関係、だけどもう他人では無い家族になるしか無い関係。 内容は日常なのに普通ではちょっと想像しにくい関係性です。 兄の嫁おっとりしてるのにちょっと蘊蓄あるのいい。 友人には読んだよと言ってないですが、ここで面白かったと記しておきます。ポプテピピックよりは多少とっつきやすい今夜はねこちゃん 大川ぶくぶmampuku相変わらずハイコンテクストでクセが強くて、読んでるとだんだんハマっていくこの感じは間違いなく大川ぶくぶ。 ぶくぶの笑いが理解できる私(サブカルクソ女感)を堪能できる素晴らしいク…作品です。猫という生き物の人語を解さず本能に忠実、という性質を上手く笑いに昇華したかと思えば、それらを鮮やかに裏切ってくる意外性で笑わせに来たり、猫ギャグ奥が深いです。絶妙にエロいあせとせっけん 山田金鉄大トロハラハラドキドキはしないけど安定感があっていいですね。 名取さんマジでいい男すぎて付き合いたいです。この可愛らしさと気安さがいい生理ちゃん 小山健名無し※ネタバレを含むクチコミです。120%の純粋さが心に沁み入る事情を知らない転校生がグイグイくる。 川村拓sogor25目つきが悪いからという理由で「死神」というあだ名で学校でからかわれている西村さん。その背景を知らない転校生の高田くんは「死神」というあだ名を純粋に「カッコいい」と思い、西村さんと仲良くなりたいとグイグイ迫ってくる、というお話。 舞台が小学校というのもあり、登場人物たちはみな素直な分かりやすい振る舞いをしている。それゆえに、小学生の素直さ故の無邪気な悪意に対して、それを120%の純粋さで高田くんが打ち破っていく様にこちらも素直に感動する。作中でも随所に示されてる高田くんの「アホの子」っぷりや、2巻での帰省のエピソードなど、高田くんが本当に裏表なく振る舞っていることがわかるからこそ、からかいによって閉ざしがちだった西村さんの心が氷解していく様子に心を打たれる。 表紙やタイトルに騙されて買うとうっかり感動させられる、ある意味ではマンガらしい体験の出来る作品。 2巻まで読了"日常"の中に想いのすれ違いの切なさが見え隠れするストーリー兄の嫁と暮らしています。 くずしろsogor25両親を早くに交通事故で亡くし、兄夫婦の元で暮らしていた女子高生の志乃。しかし、半年前に兄も病気で失ってしまい、始まったのは兄の嫁"希さんとの共同生活。 1話で志乃のモノローグとして語られる「今は 兄の嫁と 暮らしています ただ それだけの話しです」という言葉の通り、彼女たちの"日常"が淡々と描かれる作品です。2人の周囲の人々も過度な心配を見せずに普通の"日常"として彼女たちに接しており、発生する事件も高校生や社会人であれば充分起こり得るもので、基本的には明るい作風で展開していきます。このあたりは元々コメディ寄りの作品を中心に発表されているくずしろさんならではという感じがします。 しかしながら、物語の中でときおり彼女たちが感じる「後ろめたさ」や「心のトゲ」のようなものが見え隠れします。志乃のほうは自分が居ることで希さんの将来を縛ってしまっているという罪悪感のような感情、希さんは亡き夫の影や理想の生活を志乃の向こう側に見てしまっていることなど、お互いがお互いの事を想っているからこそのすれ違い、それが"日常"の中に見え隠れするという繊細な作りの作品です。 「百合姫」等で百合作品を多数発表されているくずしろさんの作品ということで、この作品を百合作品として見る感想も見かけますが、私としてはこの作品は百合ではなくむしろ家族愛に近い、でもそれともどこか違う、もしかしたらまだ日本語には存在しない愛の形の物語なのではないかと思っています。 近作でいえば「違国日記」や「春とみどり」、百合作品との対比という意味で「たとえとどかぬ糸だとしても」などが好きな方には是非読んで頂きたい作品です。 5巻まで読了キュンキュンするので読んでモブ子の恋 田村茜むなんと初々しいんだ〜!心が洗われる! モブ見たいな子とまあまあ地味目な男子の恋 そんな設定のラブストーリーはたくさん読んだ、読み飽きたと言う人、騙されたと思って読んでみてほしい。 モブポジションだからなのかこの子らの性格なのかわからないけど、純粋、ストレート、でとても理想的な恋だと思いました。 これは恋に恋してしまう…な。 漫画読んでてニヤニヤしてしまうやつです。まじ理想。 名前はモブ子でも全然モブじゃない、これこそラブストーリーの目指すメインカップルでしょ。完璧な美男美女の甘すぎる恋愛コーヒー&バニラ 朱神宝名無し社長に見初められた超美人女子大生が、溺愛されていちゃラブ甘エロ生活を送る話。 とにかくヒロインが美人のくせにすれてなくてかわいい。 男性にとっても理想の天使として描かれている。 もちろんヒーローも女性にとって理想(?)なので、ある意味天上の神々のラブストーリーのようにも思える。 汚い俗世から離れて現実逃避したいときにお勧め。13歳の女性らしさ明日ちゃんのセーラー服 博せのおです( ˘ω˘ )"中学生"という、もう子供でもないし、ただ高校生のような大人らしさもない。 でもこの一瞬の時期にしかない、"少女"から"女性"へと移り変わる美しさ、眩さが全部詰まっています。 良い意味でイラスト集のような作品で、作者さんの画力でしか描けない少女たちの制服の動きにはもう眼を見張るほどです。埼玉県民の心がキュルキュルいう埼玉の女子高生ってどう思いますか? 渡邉ポポ名無しわかる〜、わかりみがすごい漫画。 自分は埼玉の都会に分類される東京寄りの市で学生生活を送りましたので、行田市の田舎具合は知りません。浦和や大宮よりも、池袋にしょっちゅう行ってました。 だけど、あの少し見慣れないオシャレなものに対峙したときの混乱と怖気づいて(出直したい…)となる感じ、経験しました。 あと単純にこの子らの会話がいい。 中身のない会話が永遠に続く感じ…懐かしいし、全然読んでいて飽きない。 マンバ通信の記事でこの漫画に出会えました!ありがとうございます! 映画だけしか知らないやつはもったいないぞ!!耳をすませば 柊あおい天沢聖司『耳すま』といえばジブリの映画の方しか知らなくて、ふと思い立って原作を読んでみたら最高オブ最高だった。 なんというか、「少女マンガって最高だな…!」という感想しか出てこない。 思わずじっくり読んでしまう、雫のピュアな感性で語られるモノローグが素晴らしい。少女マンガならではの心の語りの部分が、作品の自体の優しい雰囲気を作っている。 俺のように**「映画は何度も観てるけど原作は知らない」という人は絶対読むべき。** **映画との差異を発見するたび、いちいち「えっ…!原作はこうなの!?」とめちゃくちゃテンション上がる**し、全然知らない作品を読んでいるかのように新鮮で楽しい。 >・雫と聖司の年齢 ・出会う場所と有名なセリフ ・兄弟・姉妹 ・ムーン ・聖司の夢 **この辺マジでぜんぜん違うから!!映画と!!** そして違うんだけれども大筋は一緒で、**映画と同じときめきとハッピーエンドがそこにある…!!! まだ読んだことがない人はアニメとマンガの両方を楽しんで、ときめきを2倍感じてほしい。コメディとシリアスのバランスとセンスが抜群そうしそうあい りべるむsogor25優等生女子とヤンキー男子恋愛というシンプルなテーマでありながら、ラブコメあり、シリアス展開あり、と振れ幅大きく展開する作品。私は作者のりべるむさんのコメディ面、シリアス面両方の感性が凄く自分好みで、毎巻楽しく読ませて頂いています。 個人的にこの作品の魅力は「登場人物に100%は共感できない、けど共感できる」所かなと思っています。 めぐみは一点の曇りもない優等生だし、そうしはめぐみに対してはデレるけど基本はヤンキーだし、というか登場人物はかなりヤンキーというかガラの悪いタイプが多いし。(そういう意味では一番"自己投影"しやすいのは橘かもしれない。真面目さとチャラさのバランス的に) でも、登場人物の全てに共感できないからこそ、共感出来る部分があると思いっきり入り込むことができる。日常回で共感性を下げてコメディ寄りにすることで、特に"恋愛"という殆どの人間に共通に内在するテーマで読者の共感をがっちり掴む、そういう多層的な構造を生み出している作品だと感じています。 結果、ラブコメとしても良い、高校生のシリアスめなドラマとしても面白い、絶妙なバランスが保たれている作品として成立しているのではないかと思います。 7巻まで読了季節ごとの溶接あるあると広島弁が楽しいほっこり漫画とろける鉄工所 野村宗弘名無し本当に大変な仕事だろうな…と思いつつ、溶接愛がひしひしと伝わる、本当に素敵なマンガ。 テレビドラマのような、小さな町工場ががむしゃらに頑張るストーリーではなく、鉄工所のみんなとその家族と一緒に春夏秋冬を過ごし、溶接の奥深さを知ることができる。 あとはこの作者にしか描けない、独特すぎるキャラデザも見所。 主人公北さんの上司である小島さんの頭部の造形は芸術です。 そういうキャラたちの中にいるからか、北さんが不思議とイケメンに見える。 個人的にはみんなで年一で社員旅行にいく回が好きです。漫画の枠を超えて評価できる一冊生理ちゃん 小山健nyae映画化おめでとうございます! これを読めば生理のことがすべてわかるよ、という漫画ではないですが、 こんなに女性に寄り添った漫画をつくってくれたことに感謝しかないです。 実際にこの表紙の生理ちゃんが家に来たら嫌だし邪魔だけど、生理ってそういうものでした。 ノーベル賞差し上げます。純粋な恋愛に心洗われるまっすぐにいこう。 きら名無しふと、古い少女漫画が読みたくなって読みました。 初々しいカップルの間に犬が入って犬のモノローグで繋げるのですが、犬も人間も気持ちがまっすぐでいいですね。。。 その気持ち、恋心、一点の曇りもなくて涙でてきます。 清々しい気持ちになりました。twitter発マンガの単行本化のお手本にしたい通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー おつじsogor25元々はtwitterに載せてた作品なのでタイトル通りのワンアイデアで突き進むのかと思いきや、各登場人物に繋がりがあって話数が重なるにつれてどんどん世界が広がっていく。単行本では4ページ前後の話を数話続けたところでコミックス描き下ろしの20ページ程の話を差し込んでいる。これによってキャラ同士の相関図もより明確になるし、人物のキャラクターや作品全体のストーリーも浮き出てくる。単なるtwitterマンガを繋ぎ合わせただけの作品になっていない巧い構成。twitter発マンガのお手本にしたい作品。 1巻まで読了。編集部の遊び心で2/22限定でムーコが猫に⁉いとしのムーコ みずしな孝之名無しhttps://twitter.com/eveningmagazine/status/1098632829758394368深夜食堂についてなんでも語ろう深夜食堂 安倍夜郎名無し最新話の親子丼のあたま、うまそうだった。 いままでの中なら赤いウィンナーが記憶に残ってる。たまに思い出して、食べたくなる甘々と稲妻ってグルメ漫画だったのか…甘々と稲妻 雨隠ギドxiaome親子でキャッキャウフフする日常マンガだと思ってスルーしてたけどグルメ漫画だったのね。アラサー女子これを読め…読んでホント…凪のお暇 コナリミサト名無し友人がこういう男に引っかかったことあるとか言っていたので気になって読みました。刺さる〜色々と刺さる〜!! クソ男可愛いじゃないか〜!職安行った行った〜!人生リセットした〜!家にホームシアター作るおじさんおばさんいるいる〜!赤くなったゴーヤって食べられるんだ〜! もう大きく首を縦に振るしかできねぇ。アラサー女子これ家の本棚に一式置いとき。私も凪ちゃんと一緒に頑張って生きよう。子供の描写がすごくいい甘々と稲妻 雨隠ギド名無し表紙の女の子紬ちゃん(幼稚園児)と父を中心にした物語なのだが、1巻から紬の表情や心の嬉しい、悲しいという移り変わりの描写がとても良い。 子供の可愛らしさや無邪気さが溢れており、このために父が頑張ろうと奮起するという事の読者への説得力になっているほわんとする舞妓さんちのまかないさん 小山愛子名無し読むとお腹がすく、というよりほわーとなる。もう少しいうとなんとなくゆっくり流れていく時間は尊いのだなという気持ちになる。料理とともに「言葉では説明できない関係性」を描く物語甘々と稲妻 雨隠ギドsogor252013年に連載開始した本作、初登場時は5歳だったつむぎ、高校1年生だった小鳥が連載6年を掛けて少しずつ成長していき、つむぎが幼稚園を卒業した段階でもう感無量だったのに、最終巻で小鳥の卒業→つむぎが中学生まで一気に成長し、番外編に至るとつむぎが大学生に。長く追いかけてきた作品だけに、時間の流れを感じて感慨深くなってしまいます。 一般的にはグルメマンガに分類される作品だと思うのだけど、私は登場人物の「関係性」を描き続けた作品だと思っています。例えば11巻のホワイトデーのお話。(作中でもちよが言うように)犬塚先生に対する小鳥の感情は恋愛感情と呼ぶことができるかもしれない、でも小鳥はそれを恋愛ではなく、かといって父性とも少し違う、『もっと複雑な』感情として捉えています。男女間にある好意なのだから恋愛感情に近似してしまうと、いうのは簡単ですが、あえてこの「一言では説明できない感情」を言葉では言い表さずににマンガという表現の中でで描いている、そこに私は一番の魅力を感じていました。 これ以外にも、小鳥としのぶやちよ、しのぶと八木ちゃん、犬塚先生と兄、つむぎと祖母等々、思い返せばキリがありませんが、この様々な「言葉では説明できない感関係性」を表現してきた作品がこの『甘々と稲妻』という作品だと思うのです。 2016年にはアニメ化もされた人気作ではありますが、完結を機にもっと多くの方々に読んでもらいたいと思う、私にとってとても大切な作品となりました。 全12巻読了。<<2526272829>>
一話目の、忙しさにかまけて身だしなみを蔑ろにしていたわこ(彼女)に対して、めぐる(彼氏)の「美しさは自分で間に合っているから」という発言、嫌味でも何でもなく二人の間の共通認識事項であると、その次のわこの反応を見ればよく分かる。 めぐるのプロデュースに余念がないわこと、忙しいわこの帰りを優しく迎えるめぐる。2人は間違いなく恋人同士で、誰も入り込む隙などないのである。 そんな2人を見ていると本当に楽しいし、なんか幸せになる。また自分の「当たり前」を疑わないとな、という気分になる。 あと単純に、ためこう先生の揺るぎない画力の高さが、説得力を生んでいることは間違いないと思う。1巻に載っている2人の出会いの話は色んな意味で衝撃。