あらすじ

強い想いと笑顔でジャンヌの心を明るく照らす陣内。そんな彼に訪れた、最愛の肉親の死──。一方、紛争が続く東エルニアでは、怨嗟に我を失う市民の手に核兵器が握られ、人類の未来をも揺るがす事態に発展していた。厭うべき存在だったはずの「人間」の苦境に、ジャンヌの心は激しく揺れて‥‥。あたたかな想いをのせて貴方に贈る、4つの物語<完結>。
水の森(1)

造物主の過保護により不思議な力を授かるも、その過酷な過去から世を厭う“聖なる乙女(ラ・ピュセル)”ジャンヌ。ジャンヌにひとめ惚れした陣内、その幼なじみ・鎌田、元気少女・葵らとの出会いを通じ、ジャンヌの凍えた心にあたたかな風が吹く日はくる、のか‥‥。

水の森(2)

造物主の手により、600年後の現代日本に転生した“聖なる乙女”ジャンヌ。凍えた心を抱える彼女だったが、熱い魂を持つ陣内や同級生の葵らのまっすぐな気持ちに触れ、しだいにその心を解かしてゆく。だが一方、世界では“東エルニア紛争”が勃発。いつの世も変わらぬ人間の業を前に、ジャンヌは‥‥。毎話主人公が変わるマルチ・ヒーロー/ヒロイン・ストーリー──ゆっくりゆっくり心に染み入る、4つの物語。

水の森(3)

強い想いと笑顔でジャンヌの心を明るく照らす陣内。そんな彼に訪れた、最愛の肉親の死──。一方、紛争が続く東エルニアでは、怨嗟に我を失う市民の手に核兵器が握られ、人類の未来をも揺るがす事態に発展していた。厭うべき存在だったはずの「人間」の苦境に、ジャンヌの心は激しく揺れて‥‥。あたたかな想いをのせて貴方に贈る、4つの物語<完結>。