あらすじ

「ねたましい。何もかも奪ってやりたい、この女から――!」狩安クレジットの社長を父に持つ光(ひかる)は、あくどい取り立てで有名な高利貸しを生業にする父を持ち、借金に苦しむ恵まれない人たちに親切を重ねてきた。ある日、夫の暴力に苦しむ呉内御影(くれないみかげ)を助ける。家に御影を連れて帰った光。父親のお金で何不自由なく暮らす光に複雑な感情を抱いた御影は、光の持っているものを奪うことを誓う! 不幸のどん底に落とされた光を待ち受けるのは!?。
赤い花白い花 1

「ねたましい。何もかも奪ってやりたい、この女から――!」狩安クレジットの社長を父に持つ光(ひかる)は、あくどい取り立てで有名な高利貸しを生業にする父を持ち、借金に苦しむ恵まれない人たちに親切を重ねてきた。ある日、夫の暴力に苦しむ呉内御影(くれないみかげ)を助ける。家に御影を連れて帰った光。父親のお金で何不自由なく暮らす光に複雑な感情を抱いた御影は、光の持っているものを奪うことを誓う! 不幸のどん底に落とされた光を待ち受けるのは!?。

赤い花白い花 2

「あんたなら、ゼニの花を咲かせられるかもしれないね」住む場所をなくした光は、資産家・藤原の家に居候して家政婦として働き始めた。人助けをしながら、ゼロから資産を増やしてゆく光の目的とは!? 「赤い花白い花」の第4話と最終話を収録。このほか、借金取りに追われ、資産家宅に逃げ込んだ少女の心の再生を描いた読み切り作品「ことだま」1編を収録。