あらすじ

全国の各高校に武術の達人たちを送り込み、支配を広げようとする謎の組織。それを探っていた疾風と初夏は、母校にも魔の手が伸びたことを知り、遂に正面切って戦うときが来たことを知った。疾風は古来より延々と受け継がれ進化してきた伊賀忍術を、正義のために使うと誓った近代忍者集団『ステルザー』の一員! 敵はやはり同じ伊賀の流れをくむ、千賀地忍者集団であった。尖兵の木戸を倒した疾風の前に、千賀地虐殺部隊の焔鐘鬼が出現する。それを倒すや今度は彼らを率いる首領・千賀地冬樹が現れ、恐るべき強さで疾風を一蹴して、初夏を連れ去ってしまった。疾風は初夏を救い出すことが出来るのか?そして疾風たちの戦いに、徳川の末裔・松平綾香が加わる!
ステルザー(1)

全国の各高校に武術の達人たちを送り込み、支配を広げようとする謎の組織。それを探っていた疾風と初夏は、母校にも魔の手が伸びたことを知り、遂に正面切って戦うときが来たことを知った。疾風は古来より延々と受け継がれ進化してきた伊賀忍術を、正義のために使うと誓った近代忍者集団『ステルザー』の一員! 敵はやはり同じ伊賀の流れをくむ、千賀地忍者集団であった。尖兵の木戸を倒した疾風の前に、千賀地虐殺部隊の焔鐘鬼が出現する。それを倒すや今度は彼らを率いる首領・千賀地冬樹が現れ、恐るべき強さで疾風を一蹴して、初夏を連れ去ってしまった。疾風は初夏を救い出すことが出来るのか?そして疾風たちの戦いに、徳川の末裔・松平綾香が加わる!

ステルザー(2)

地竜牙に殺されかけた焔鐘鬼は疾風に救われ、千賀地を抜ける決心をして去った。極道界を支配した千賀地冬樹は、ステルザー組織をも自らの手中に収めようと、初夏を使って罠を張り巡らせる。台風を利用してアジトに攻め入った疾風は、藤堂零波と花垣惺馬の加勢を得て戦いを優勢に進めるが、大量の爆薬とガソリンでアジト全体が一瞬に火の海となった。冬樹の疾風抹殺の大仕掛けである。近代忍者といえども逃れる術はなかった。そして疾風と感覚連携(エンパシィ)でつながっている綾香を、千賀地の刺客が襲う! 綾香か疾風どちらが傷ついても、両者に傷は現れ、死ぬときも一緒なのだ。絶体絶命の危機に、ステルザー総帥・百地漱厳が出現した!!

ステルザー(3)

火の海から疾風たちを救ったのは、焔鐘鬼だった。漱厳から千賀地もステルザーも、ともに伊賀宗家・服部の末裔であることを聞かされ、ステルザーに従っても宗家を裏切ることにはならないと知ったからだ。修業し直すことにした疾風と初夏に付いて、自らもステルザーとなる修行に入る焔鐘鬼。その彼らを、千賀地魔人部隊が襲う。だがそれは、疾風の究極技を完成させるきっかけとなった。また冬樹と漱厳の一騎打ちが実現し、冬樹が勝つが、ステルザーたちは冬樹に従うことを拒否する。伊賀宗家の証・秦氏の印を賭けて、5組の代表戦士が戦うことに決まった。初戦は惺馬。レーザーを仕込んだサイを武器とする、惺馬の『光の練技』とは?

ステルザー(4)

最終巻。対決はステルザー優勢のうちに進むが、疾風の相手となった烈虎鳳は、寝たきりとなった妹の治療を続けてもらうことを引き換えに全てを棄て、魔人部隊に入った男だった。この男もまた、もう一つの命を背負っている! 気後れした疾風は、負傷させられてしまった。そのことで、綾香と疾風が感覚連携で結ばれていることを冬樹に知られてしまう。処刑されようとする綾香。もう一刻も猶予は無い! 非情に徹して烈虎鳳を倒した疾風は、千賀地の隠れ里へ向かった。その前に殺されようとした綾香を救いに、ステルザー・喰代魁斗へと変貌した焔鐘鬼が現れる。ステルザー対千賀地の、最終決戦が開始された!