あらすじ両親が何者かに殺された日、そのそばで凶器を持って放心している所を発見された歩美。ショックで記憶を失いつつも、従兄弟の淳生(あつき)に励まされ、日常生活に戻った彼女だったが、たびたび嫌がらせの手紙を受け取るようになる。手紙の主が、誰も知らないはずの背中の傷を知っていること、事件について語る淳生の様子がおかしいことから、歩美は淳生の仕業ではないかと疑い始めるが――。大注目★中里りえが描くミステリー長編作品ついに完結! 読み切り作品「最後の手紙」も収録。