あらすじ

芭蕉と曽良は山形・尾花沢へ足を踏み入れた。旅の舞台はそこから、魂ゆさぶる山寺、最上川、出羽三山へ。「閑かさや…」の名句が生まれた背景とは…!?
鳥啼き魚の目は泪~おくのほそみち秘録~(1)

みちのく…そこは芭蕉の憧れた俳人たちの歌が詠まれた場所。源義経が青春を過ごし、また命を絶った場所。その地に立てば、きっと歌心を突き動かす何かがあるはず!目に見えない情景を歌に詠むヤンチャな松尾芭蕉と、温泉好きでクールな弟子の河合曽良の、妖しさ満載東北二人旅が始まる!!

鳥啼き魚の目は泪~おくのほそみち秘録~(2)

飯坂の混浴風呂で温泉を堪能した芭蕉と曽良は、ついに東北最大の都・仙台へ!そこで待っていたのはワケありのあの男と、芭蕉をトラブルに導く三つの首…!?

鳥啼き魚の目は泪~おくのほそみち秘録~(3)

弟子の曽良とともにみちのくに旅立った芭蕉は、ついに源義経の聖地・平泉に立つ。源氏マニアの芭蕉にとって義経の幻影が残るその地で目にした情景は過去と現在、光と影が交錯して…。

鳥啼き魚の目は泪~おくのほそみち秘録~(4)

芭蕉と曽良は山形・尾花沢へ足を踏み入れた。旅の舞台はそこから、魂ゆさぶる山寺、最上川、出羽三山へ。「閑かさや…」の名句が生まれた背景とは…!?

鳥啼き魚の目は泪~おくのほそみち秘録~(5)

逗留する庄内の酒田で勧められたのは、東の松島と並び称される名勝の地・象潟。芭蕉と曽良は象潟と鳥海山で何を想う…!?

鳥啼き魚の目は泪~おくのほそみち秘録~(6)

みちのくを離れたことで旅の終わりを予感し、それぞれの行く末に思いを馳せる芭蕉と曽良。そして、ついに山中温泉で曽良が重大な決断を…? 二人の道行、万感の最終巻…!!