あらすじ浪川睦(なみかわむつみ)は、アシスタントをしながら、まんが家を目指す女の子。ようやく完成させた原稿で出版社に持ち込みに行くも、ダメ出しの連続。まんが家への道はまだまだ険しいけど、個性あふれるアシスタント先の先生のアドバイスを受けながら、同じ夢を持つ仲間やライバルとともに日々成長中です。笑いあり、感動あり、涙あり、ちょっぴりラブもあり!「たいようのいえ」のタアモがおくる、珠玉のショートストーリー15編。
かなり漫画アシスタントという仕事に切り込んだ漫画。タアモ先生の絵が可愛いので気づかれないことも多いかも知れませんが、漫画家マンガとしてしっかり読みごたえのある内容です。 基本の構成はショートギャグだけど、漫画アシの内情を知る人が読むときっと「そうそうそう!!あるあるあるー!!!!」ってなるのでは。わたしは知らないので勘ですが。 もしかすると昔の古傷がウッとなる人もいるかも知れませんが、わたしは笑いながらたのしく読めました。 漫画家というものは、どんなに情熱を持って努力してもなれない人はなれないし、努力しなくても軽い気持ちでも、なれるひとはなれる。そういう職業だというのがよく理解できました。