あらすじ住職系女子、人を救う難しさを知る。――父の失踪で、心ならずも坊さんになった美鶴(みつる)。しかし、その父が戻ったことで改めて、自分の、寺での役割を知る。もう逃げない。異母弟・律(りつ)の小学校卒業を機に吹き出した、その母・理沙子(りさこ)の心の闇。美鶴は本気で、理沙子と向き合う決意をする。