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大東京医学大学の佐藤結衣は技官として国際健康開発学藤田研究室を手伝うことになる。藤田教授は相当のイケメンだが、何よりも寄生虫研究に愛をそそぐ変わり者だった。早朝から研究対象の犬猫の糞を求めて住宅街を徘徊する教授と彼女は不審者に間違えられて…!?東京医科歯科大学名誉教授の驚くべき自伝、配信開始!!
カイチュウに襲われる悪夢を見ながら寄生虫学者・藤田研究室を手伝う佐藤結衣。ある日、出勤してみると研究室の前には美マダムの長蛇の列が…。彼女たちは皆・イケメンの藤田教授に検便を届けに来た企業の海外駐在員の奥さんたちだった。翌日、駆中剤を服用した奥さんのひとりがトイレで倒れたという電話を受けた藤田は……。
腹痛に苦しむ少年が大東京医学大学付属病院に運び込まれた。主治医の大葉は藤田に助けを求めると、彼は少年のうんこから大量の人回虫の卵を発見。原因が回虫感染症による腹膜炎であることを突き止め、大葉の緊急手術によって少年は一命を取りとめる。一件落着と思いきや藤田は、本当の問題はこれからだと言うのだった。
回虫感染症により腹膜炎を起こした少年は藤田の活躍で一命を取りとめた。が、彼と同じ食物を食べていた家族にも感染症が広がっていた。婚約中の娘はフィアンセと会食を楽しんでいたが、回虫を口から吐き出し、病院に緊急搬送される。この一連の騒動の原因は自家菜園で栽培した無農薬野菜にあったのだが…!?
右の眼球にいる虫を藤田の指摘で除去してもらったカメラマンの内海が、またもや研究室に駆け込んできた。今度は体にコブが出来、それが動き回ると言う。彼は依然として寄生虫ロア・ロアに感染していたのだ…。一方、藤田にインドネシアの海外出張が入り、助手の佐藤も同行することに…。初の海外に浮かれる彼女だが…。
初めての海外旅行のインドネシア探訪に浮かれる助手の佐藤であったが、彼女の期待とは裏腹に、藤田は飛行機・船を乗り継ぎボルネオ島の奥地へと入りこむ。旅行とは名ばかり、ラワン材貿易のため進出している日本企業の人たちのための健康管理の診察が今回の目的だった。想像を絶する過酷な環境に萎えまくる佐藤は…!?
インドネシアを訪れた藤田と佐藤。朝、目覚めてさっそくトイレに行くが、現地のトイレに佐藤はただ驚くばかり。それはなんと、板で覆われただけの丸見えトイレだったのだ！しかも、なんだか汚い…。意を決して外で用を足す佐藤だったが、そこには大きな危険が……！！
インドネシア滞在中、藤田は佐藤に、これから近所の子供たちのウンコを採取に行くという。驚く佐藤をよそに、たくさんの検体が集まる。回虫や鞭虫に感染しているウンコを前に、清潔すぎる日本の弊害を熱く語り始める藤田。キレイとは？キタナイとは？ウンコの真実が語られる第8話！
ある朝起きると、佐藤はクツが盗まれているのに気づく。通りで自分のクツを売る老人を見つけた佐藤は、返せと抗議するが、返してほしければ金を払えと言われてしまう。藤田にどうにかしてほしいと訴えるが、藤田からは意外な言葉が――。藤田の若き日のエピソードが語られる、大注目の第9回！！
マハカム河上流の伐採場まで健診に来た藤田と佐藤。カリマンタンの野生動物の豊かさに驚きながらも目的地へと急ぐが、その途中でオランウータンに襲われ……！？『清潔』をめぐり、藤田が現代の病を熱く語る、注目度急上昇の第10回！
カリマンタンを去ることになった藤田と佐藤。旅立ちの日、空港で検体の便を麻薬と間違われとんでもないことに…。文句を言う佐藤に対して、藤田は自分の若かりし頃のエピソードを語り始める。今の藤田を形作った過去が明かされる、クライマックス直前の第11回！
帰国した佐藤と藤田。今までのお礼にと、佐藤の両親が招いてくれた食事の席で、おもむろに世界のゲテモノ食い事情を話し始める藤田に、一同食欲をなくす…。そんなある日、海外で世話をしたことのある男の妻から、切迫した電話がかかってくる。その様子を聞いた藤田は……！？カイチュウ先生のその後も垣間見れる、感動の最終回！！
