長時間労働のストレスによるドカ食いで、体調を崩してしまったシステムエンジニア・飯田 炊くんは、働き方や生活習慣をあらためて見直し、栄養バランスの良い自炊ごはんに目覚めた。毎日お財布と相談しながら作る、つつましくも丁寧な食事により、彼の日々には少しずつ変化がおこる。上司と部下に挟まれながらもなんとか業務をこなしつつ、夜はお手製の「なんちゃってカオマンガイ」や「ファミレス超え明太子スパゲッティ」に舌鼓。ひとりで作ってひとりで食べる! 手間はかけずに十分おいしい、“自分に優しい”おうちめしコミック!!
SEほど激務じゃないけど仕事終わったあとに凝った料理なんか作れない。気を抜くとコンビニとか外食とか続いちゃう。でも野菜とかお米とかちゃんとしたもの食べたいし作りたい。 みたいな、ごく普通の人にちょうどいいレシピを教えてくれる作品。 激務と暴食で体壊したSEの炊くんが、簡単で時短でバランスのいい食事をできるだけ作るお話。 オタリーマンでおなじみのよしたにさんの作品なので、主人公はほぼよしたにさんな気がする。 いいやつではあるがちょっとめんどくさかったり卑屈だったり、人から頼られるのはまんざらでもないけどめちゃくちゃ頑張るのも嫌だし……っていう、よくいるタイプの人。 こういう普通の人(文句も言うしオーバーリアクションでもないそこそこいい人)が普通のご飯食べてるのがいちばんいいんだ。いちばん生活を感じるんだ……。 目新しいレシピではないけど、これくらいならやってみるか〜みたいな気持ちになれるのがいい!