あらすじ

地方都市で税理士として働く雪季は35歳で独身。事務所の代表として充実した人生を歩む一方で、“女はこうあるべき”という周囲の声に息苦しさを感じていた。ところが、ひょんなことから出会った男・要から「自分くらいは自分を大事にして」と言われたことをきっかけに、行き詰まりを感じていた不倫相手との関係を断ち一歩踏み出すことに。そんな矢先、いつも歯に衣着せぬ物言いで飄々としている要が、実は心に抱えているものがあること知る。彼のそばにいてあげたいという気持ちが芽生えた雪季は、そのまま要と一夜を過ごして……。不器用な大人たちの“ズルい恋”、ついに完結!
ありふれて、ズルい恋1巻

「あなたの部屋に連れて行ってください――。」 地方都市で税理士をしている雪季は35歳で独身。色気のないパンツスーツで真面目に仕事をこなし、色気がないと仕事相手にすら思われている。けれど、実は東京出張にかこつけて逢瀬を重ねる既婚者の恋人・秀一がいて……。不倫という関係に虚しさを感じながらも大学時代の憧れの先輩との関係を断ち切れない雪季は、あるクリスマスの夜、綺麗だけれどどこかつかみどころのない男と出会い一夜を過ごすことに――!?

ありふれて、ズルい恋2巻

税理士として充実した人生を送っていると思っていたアラフォーの雪季だけど、大学生の要と出会ったことでモラハラ気質のある不倫相手・秀一との関係に行き詰まりを感じはじめて……。ついに秀一に「しばらく距離をおきたい」とメッセージを送った雪季が気晴らしに友人とレストランに訪れると、店にはウェイターとしてアルバイトをする要の姿が!?そこに取引先に連れられた秀一も来店し、雪季はパニックに。さらに秀一は「話し合いが必要だろ」と雪季の自宅に押しかけてきて――!? 急展開の第2巻!

ありふれて、ズルい恋3巻

地方都市で税理士として働く雪季は35歳で独身。事務所の代表として充実した人生を歩む一方で、“女はこうあるべき”という周囲の声に息苦しさを感じていた。ところが、ひょんなことから出会った男・要から「自分くらいは自分を大事にして」と言われたことをきっかけに、行き詰まりを感じていた不倫相手との関係を断ち一歩踏み出すことに。そんな矢先、いつも歯に衣着せぬ物言いで飄々としている要が、実は心に抱えているものがあること知る。彼のそばにいてあげたいという気持ちが芽生えた雪季は、そのまま要と一夜を過ごして……。不器用な大人たちの“ズルい恋”、ついに完結!