あらすじ

【まさかのキス!?その真意は…!?】大手広告代理店で働いていたデザイナーの渡瀬佐代は、身に覚えのない上司との不倫を告発する怪文書をばらまかれ退職を余儀なくされてしまう。そんな時、佐代は新進のデザイン集団<アンロック>のCCOの橘修人からヘッドハンティングを受ける。しかしオフィスで会った<アンロック>CEOの神楽総二郎は佐代の顔を見るなり「この女はうちに相応しくない。帰れ」と嫌悪感をあらわにした。神楽の無理難題をクリアして<アンロック>で正式に働き始めた佐代だったが、相変わらず神楽は佐代を拒絶する姿勢。そんな中、橘のはからいで佐代は神楽とペアを組んで一つの案件に取り組むことになった。新しい案件はマッチングアプリの広告。恋愛経験のほとんどない佐代は自らアプリを利用して見知らぬ男に会ってみることにする。男の欲望むきだしの行動に戸惑う佐代に救いの手を差し伸べたのは…!? また、その後合流した佐代・神楽・橘は3人で食事に向かうが、その店で神楽が佐代に対して思わぬ行動に出る。すっかり翻弄され動揺してしまう佐代だったが…。※分冊版4~6収録
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大手広告代理店で働くデザイナーの渡瀬佐代は、身に覚えのない上司との不倫を告発する怪文書をばらまかれ退職を余儀なくされてしまう。そんな時、佐代は新進のデザイン集団<アンロック>のCCOの橘修人からヘッドハンティングを受ける。返事で転職を決めた佐代だが、オフィスで会ったCEOの神楽総二郎は佐代の顔を見るなり「この女はうちに相応しくない。帰れ」と嫌悪感をあらわにする。橘の口添えで入社を許可された佐代に神楽は無理難題を押し付けてきた。なんとか神楽に認められようと懸命に働く佐代だったが、佐代を見る神楽の瞳の奥には憎しみと悲しみが宿っていた…。次第に距離が近づく佐代と神楽。神楽が時折見せる優しさに佐代は少しずつ神楽に惹かれていく。しかしその優しさすら神楽の「罠」だった。佐代が手に入れようともがく「愛」は、「偽りの愛」だった。神楽が抱く「憎しみ」とは? そして佐代もまた、長い間「心の重し」を抱いてきた。二人が心に抱くものが交差するとき、本物の愛憎劇がはじまる――。謎に包まれた復讐と純愛の物語。※分冊版1~3収録

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【まさかのキス!?その真意は…!?】大手広告代理店で働いていたデザイナーの渡瀬佐代は、身に覚えのない上司との不倫を告発する怪文書をばらまかれ退職を余儀なくされてしまう。そんな時、佐代は新進のデザイン集団<アンロック>のCCOの橘修人からヘッドハンティングを受ける。しかしオフィスで会った<アンロック>CEOの神楽総二郎は佐代の顔を見るなり「この女はうちに相応しくない。帰れ」と嫌悪感をあらわにした。神楽の無理難題をクリアして<アンロック>で正式に働き始めた佐代だったが、相変わらず神楽は佐代を拒絶する姿勢。そんな中、橘のはからいで佐代は神楽とペアを組んで一つの案件に取り組むことになった。新しい案件はマッチングアプリの広告。恋愛経験のほとんどない佐代は自らアプリを利用して見知らぬ男に会ってみることにする。男の欲望むきだしの行動に戸惑う佐代に救いの手を差し伸べたのは…!? また、その後合流した佐代・神楽・橘は3人で食事に向かうが、その店で神楽が佐代に対して思わぬ行動に出る。すっかり翻弄され動揺してしまう佐代だったが…。※分冊版4~6収録

unlock : 3

【神楽社長が見合い!?激しく揺さぶられる佐代の心…】大手広告代理店から神楽総二郎がCEOを務める<アンロック>に転職したデザイナーの佐代。初対面から神楽は佐代に嫌悪感を露わにしあからさまに嫌っているが、仕事のパートナーとしての相性は抜群だった。神楽に唐突に唇を奪われ混乱する佐代だったが、いつしか神楽を目で追い、神楽と親しく話す女性を見てはもやもやした気持ちを持て余していた。ある日、佐代をヘッドハンティングしたCCOの橘修人と神楽、先輩デザイナーの風見と佐代の4人で仕事の視察を兼ねてアミューズメント施設に遊びに出かける。遊び慣れていない佐代をフォローし女の子扱いもしてくれる優しい橘といることに心地よさを感じる佐代だったが、そんな佐代を神楽は橘に気取られないよう翻弄する。翌日になっても動揺が収まらない佐代に神楽は婚約者に会うと言い出し驚かせる。「金曜8時、帝国ホテルだから」。余裕ある笑みを浮かべて言う神楽に「自分には関係ない」と言い聞かせる佐代だったが、心は激しく揺さぶられていた…。※分冊版7~9収録

unlock : 4

【「奪ってでも、あなたが欲しい」】 居ても立っても居られず、神楽が見合いをするというホテルに駆けつけた佐代。そこで神楽は佐代をホテルの一室に連れ込んだ。神楽は自分と見合い相手の関係を壊したくて来たんだろう、と言い、激しいキスを浴びせながら佐代を組み敷く。ここで逃げなければもう後戻りはできなくなる…そうわかりながらも佐代は逃げられない。逃げたくなかった。もっと欲しいとすら思っていた。そしてついに佐代の口から溢れた「好き」という言葉。言ってしまってからはもう、歯止めはきかなかった…。一方で神楽の想いと真意は…!? 佐代との出会いから、ホテルでの一夜までが神楽視点で描かれ、神楽が背負う思い十字架、佐代に対する想い、そして佐代を手に入れたホテルでの見合いの真相が描きだされる。少しずつ謎が紐解かれ始める第4巻。※分冊版10~12収録

unlock : 5

【「こういうこと、して欲しいんだろ?」】ついに明かされた神楽家の惨劇と佐代との因縁。その惨劇は、いまだに神楽の夢の中で再現され彼を苦しめていた。「許すなんてできない…」とつぶやく神楽。一方でホテルでの一夜以来、神楽のことばかり考えてしまう佐代。そんな佐代に対して神楽は、メールでも済むような内容のミーティングで佐代を個室に呼び出すようになる。困惑しつつ、もっと一緒にいたい、話したいと思ってしまう佐代。そんな佐代を見透かすように食事に誘い出す神楽。それが二度続いたあと、佐代はとあることをきっかけに神楽のマンションを訪れることになる。当たり前のようにシャワーを促す神楽とその先に起こることへの戸惑いと期待に揺れる佐代。佐代は神楽の本意をよそに沼にはまるようにのめり込んでいく。二人の愛憎劇はどこに向かっていくのか…。※分冊版13~15収録

unlock : 6

【堕ちていく。底の無い深い沼へ】神楽に抱かれることを期待し、想いを抑えることができない佐代。佐代は親友の瑞樹に神楽との関係を告白する。瑞樹は佐代の遅れて来た初恋を祝福すると同時に、神楽に婚約者がいることを知ると浮かれている佐代をたしなめてセフレとして扱われていると指摘する。そして神楽の手のひらを返したような態度をいぶかしむ。そんな瑞樹に背中を押される形で、神楽に対して婚約者との関係はその後どうなったのか問いただす佐代。結婚は断った、もうあの人は関係ないと言ってくれることを期待していた。ところが神楽の答えは「どうもしない」。神楽は過去の惨劇、その復讐のために佐代を弄んでいるだけだった。それを知らない佐代は「そんな関係は無理だ」と声を荒げるが、神楽が冷たく言い放った一言とは――!? ※分冊版16~18収録

unlock : 7

【私だけが好きで、私だけが辛い。】 神楽に抱かれ、食事を共にし、神楽の笑顔にときめく。婚約者の影に後ろめたさを感じながらも、恋にのめり込んでいく佐代。神楽の“想い”も欲しい、そう願ったが神楽は佐代に「人を好きになったことはない」と言い放つ。ほんのひとときの幸せな時間は一瞬のうちに崩れ去り、佐代は胸を痛めながらも仕事に勤しんでいた。そんな時、佐代は橘と2人でミーティングをする。仕事の話の端々に登場する神楽の名前にいちいち胸をえぐられながらも、橘とのやりとりで少しずついつもの調子を取り戻しつつあった佐代。しかしそれでも佐代は知らず知らずのうちに涙を流していた…。橘は佐代を慰めながらも、佐代と神楽の関係について追及してきて――!? ※分冊版19~21収録

unlock : 8

【どうして私を守ったんですか?】神楽に抱かれ、のめり込んでいく佐代に対して「人を好きになったことはない」と言い放った神楽。「そんな関係は無理」と胸を痛めながら距離を置いた佐代だったが、仕事は常に二人を接近させる。佐代と神楽は飲料水のCM撮影のために山岳ロケに向かう。CM撮影は無事終わり、ほっとしたのもつかの間。登山道を下山中に佐代は何者かに突き落とされる。瞬時に佐代を守った神楽だったが、ふたりは一緒に滑落してしまう。気づいたときには佐代は軽症だったもの、神楽は大怪我を負っていた。利き手を手術し、入院することになった神楽に責任を感じた佐代はお世話を申し出る。そんなある日、佐代が神楽の世話をする病室に現れたのは神楽の婚約者・冴子だった――。※分冊版22~24収録