あらすじ

「日の本一の兵(つわもの)」と徳川家康に言わしめた、戦国最後の武将・真田幸村。乱世から泰平へ…変わりゆく時代の中で、士魂を燃やし尽くしたその生き様とは、如何なるものだったのか。幼少期、弁丸(後の幸村)が出逢った、瀕死のはぐれ忍び。そこから全ては始まった。真田幸村と真田十勇士の物語を瑞々しい感性、新しい視点で描いた、壮大なる歴史大河奇譚。
幸村~真田十勇士異聞~ <一>

「日の本一の兵(つわもの)」と徳川家康に言わしめた、戦国最後の武将・真田幸村。乱世から泰平へ…変わりゆく時代の中で、士魂を燃やし尽くしたその生き様とは、如何なるものだったのか。幼少期、弁丸(後の幸村)が出逢った、瀕死のはぐれ忍び。そこから全ては始まった。真田幸村と真田十勇士の物語を瑞々しい感性、新しい視点で描いた、壮大なる歴史大河奇譚。

幸村~真田十勇士異聞~ <二>

兄・信幸と袂を分かち、関ヶ原合戦で父親と共に豊臣方へついた信繁(後の幸村)。そのために十四年にわたって蟄居謹慎を続けていた信繁だったが、息子・大助の情熱、そして兄・信幸の想いを受け、ついに長き眠りから目を覚ます。敵は天下人・徳川家康。豊臣秀頼がため、猿飛佐助、霧隠才蔵ら十勇士と共に大坂城へ馳せ参じた信繁は、「幸村」の名を掲げて巨大な敵に戦いを挑むのだが…。「真田十勇士異聞」最終章。