あらすじ

24歳、この道に「先」はありますか? ―ー地下アイドルになって4年、燻りながらも夢を追い続ける少女・ヒカリ。そんな彼女の数少ないファンの1人・たかしとの出会いが道を照らし、ヒカリは「誰かの特別」を目指して前に進もうとするが……。※本作は「うちのアイドルが可愛すぎる! アンソロジーコミック」に収録されています。重複購入にお気を付けください。
特別じゃない、君が特別。
24歳、この道に「先」はありますか? ―ー地下アイドルになって4年、燻りながらも夢を追い続ける少女・ヒカリ。そんな彼女の数少ないファンの1人・たかしとの出会いが道を照らし、ヒカリは「誰かの特別」を目指して前に進もうとするが……。※本作は「うちのアイドルが可愛すぎる! アンソロジーコミック」に収録されています。重複購入にお気を付けください。
うちのアイドルが可愛いすぎる! アンソロジーコミック

うちのアイドルが可愛いすぎる! アンソロジーコミック

「わたしを独り占めしていいよ――」 美人で明るくてみんなの人気者。そんな高嶺の花のアイドルたちが、家では俺にデレデレなんだが!? アイドルのギャップに萌えたい男子に贈る、胸きゅんアンソロジーコミック!読み切り6本収録! <収録作品>「特別じゃない、君が特別。」あむ/「ハジメテのお着替えはお兄ちゃんと」うらのりつ/「朝比奈先生は弟くんに甘えたい」saku/「むっちりママのナイショ配信?」鰐のコロ/「こっち見て、お兄ちゃん!」岡丸こうし/「ほろ酔いグラドルお姉ちゃんはヤリたい放題 」夏輝一生 <カバーイラスト>鰐のコロ
私が15歳ではなくなっても。【単行本版】

私が15歳ではなくなっても。【単行本版】

娘に疎まれ、妻には責め立てられながらも中年サラリーマン・岩下は抑圧された日々を「父として」「夫として」慎ましく生きていた。少なくとも、ある日彼の目前に突如現れたパパ活少女・シイナと出会うまでは――。自分の価値を探し求める15歳の少女と、理性と欲望の狭間でもがく40歳中年男の痛々しくも眩い、小さな逃避行の物語。【※この作品は話売り「私が15歳ではなくなっても。」の単行本版です】 【収録内容】 「私が15歳ではなくなっても。」第1話~第8話 「私が15歳ではなくなっても。」単行本新規描き下ろし 6ページ
特別じゃない、君が特別。
主人公になれない主人公 #1巻応援
特別じゃない、君が特別。 あむ
兎来栄寿
兎来栄寿
先月完結巻の2巻が発売した『私が15歳ではなくなっても。』で、その異才を遺憾なく発揮していたあむさん、やはり好いです。 『うちのアイドルが可愛いすぎる! アンソロジーコミック』に収録されている、あむさんの「特別じゃない、君が特別。」。こちらを単話で買って読むこともできます。シーモア先行配信で1ヶ月前に発売していましたが、今日から他の電子書店でも展開されているようです。 まず、表紙絵の引きが強いですよね。今をときめく『【推しの子】』にも負けていないと感じます。そして、その画力がかわいい部分だけでなくエグい部分にも用いられているのが良いです。 アイドルアンソロ収録作品ということでアイドルを題材にしており、『私が15歳ではなくなっても。』ほどまではダークではないのですが、輝くスターたちの裏で燻って儚く消失していく地下アイドルの、現実にもあるであろう無数の物語のひとつが描かれます。それはまるで、小さな星の輝きを太陽がまるごと飲み込んで巨大な力で宇宙から消失させてしまうかのように。 自分のマイナスの立ち位置を正しく認識して、すべき努力を言語化して、少しずつでも前に進もうとするその先に待ち構えるもの。短編だからこそ描ける特別ではないから特別で、主人公ではない主人公。 「夢を追う時」から始まるモノローグは蓋し名言です。 あむさんの描くマンガをもっともっと読みたいと思わせてくれる、24Pです。