10歳になったばかりのマリーベルは大好きだった母を亡くしてしまう。悲しみに暮れる葬儀の途中、耐え切れなくなった彼女は邸を抜け出し、森へ迷い込んでしまう。日も落ちて途方に暮れているとそこに黒髪の美丈夫が現れ―――?
幼い頃、悲しみから救い出してくれたナイトレイ侯爵に片想いを募らせるマリーベル。ある日、父親に呼び出され「結婚が決まった」と告げられて…?
遂に初恋の君と再会を果たしたマリーベル。しかし、まるで別人のように冷たい空気をまとう様子に戸惑ってしまう……。
あの夜のデレックの行動に疑問を持ちながらもメイドとして慣れない生活をするマリーベル。今日も新たなミッションを言いつけられるのだが…?
デレックの安眠の為に寝室に通うマリー、良くない事と知りながらもデレックと会える期限を考えるとやむを得ないわけで………!!
デレックと親しげなメリンダにやきもきするマリー、一方マリーのことが気になりはじめたデレックは―――!?
デレックにキスの仕方を教えてもらい、まだデレックに必要とされることに喜びとドキドキが止まらないマリーは―――?
メリンダとの関係をデレック本人から聞かされたマリー。天涯孤独だと思っていた彼に家族がいたことは喜ばしく、誠心誠意お勤め(メリンダのお世話)しようと誓うのだけれど?
マリーをメリンダ付きの侍女にしたものの仲良くなり過ぎでは!?不眠症が再発し、改めてマリー・ベルズについて考えるデレックだが…?
マリーが初めてだったことに驚くデレック。その様子にすでに純潔は彼に捧げ済みだと思っていたマリーは困惑してしまい…?
マリーと街にきたデレックは一緒に過ごしているうちに彼女に対する自身の気持ちはなんなのかと気づき始め―――!?
ショーンを取り戻すため、マリーはデレックにパーティーへの同行を頼まれる。一方でマリーの侍女生活も終わりが近づいて…!?
インディガー子爵の催し物に参加したデレックとマリー。そこで兄の友人・バリーに遭遇し話しているところをデレックに目撃され!?
デレックから浴室に呼ばれたマリー。何事かと訪れると「寂しくないようそばにいてくれればいい」と浴槽に引っ張られ―――!!
マリーの父親・フォルトナーがナイトレイ公爵邸にやってきた!!気になる二人の会話を盗み聞くとデレックの結婚について話し始めて!?