乙女アイテム博識おじさん×完ぺき女子 (!?)、駅で一瞬すれ違うだけの「可愛いもの」考察コメディ! 出版社勤務のアラフォー・亀山正太郎(かめやま しょうたろう)は、駅で見かける可愛い子・ひかるが持つアイテムに心かき乱される毎日。それは青春の思い出「写ルンです」じゃん!!!! 令和にエンジェルブルーの「ナカムラくん」!?!? 感動の再会……え~~~~元気してた~~~~!? 平成レトロで今日も青春よみがえる。お疲れサラリーマン、男子校の美少女、狂犬ヤンキー高校生、品行方正財閥令嬢……全人類Kawaiiが大好きコメディ♪
偶然会った可愛い女の子をひたすら眺めるサラリーマンってどうなんだ???って思ったけど、そういうんじゃないんですね。 女性的な記号としての“可愛い”ではなく、ポップな色合いのお菓子屋さんとかキラキラしたアクセサリー屋さんとかアニメやファッション誌を眺めるような感覚の“可愛い”がありました。 最新の可愛いばかりではなく、ミルキーペンとかスイマーとかセボンスターとかある一定の世代を完全に仕留めにかかってます。 今では性別なんて関係なく可愛いものは可愛いと言っていい空気がありますが(当たり前すぎる)、つい数十年前まではそんなことなかったので亀山さんが“可愛い”に憧れる気持ちはわかる気がします。 ふわふわの動物や甘いお菓子に心癒されるのは男女関係ないのにね。 とりあえず最新のセボンスターを買いに行きたくなりました。