あらすじ夏川レイことアレクサンドラ・オリエールは、現代日本で魔法の力を隠して事務員として小さな会社で働いている。「平穏無事に生きられればそれでいい」そんな夏川レイの生活に立つ小さな波風の数々。高魔力持ちの魔法使い、夏川レイの平凡そうで平凡ではない物語。待望の第4巻では、レイが突如として大正時代の日本に放り込まれてしまう。そして、それはあの関東大震災の時だった! 果たしてレイは、苦しむ人々を前に何ができるのか……。
治癒の魔法使いとして働いていたアレクサンドラ・オリエールは、 60年に1度現れると言われる召喚魔法により突然違う世界に飛ばされてしまいます。 召喚後の過酷な未来を想像し絶望するアレクサンドラですが、 彼女が飛ばされたのは、元いた国と比べて恐ろしく安全で文化レベルも高い日本という国でした。 唯一神を信仰し、魔法による恩恵を受けている、そんな国から離れたどり着いたのは、 八百万の神が存在し、だけど魔法は存在しない現代の日本。 そんな日本に“召喚”されたアレクサンドラが「夏川レイ」と名を変え、魔法の力を隠して日本で生きる中で触れる、穏やかな日常と少しの不思議を描く作品です。 1巻まで読了