肥満。極度の近眼。体臭。猫背。女子からも男子からも嫌われ、暗黒時代を生きていたぼくに訪れた奇跡。「羽月と言います。お兄ちゃんって呼んでもいいですか?」父親の再婚により突然できた妹は、キモデブなぼくを見ても表情をゆがめなかった。それどころか好意的な態度で接してくれた。生まれて初めて知ったしあわせの意味を噛み締めていたころ、さらなる奇跡が!なんと妹はぼくに好意を持っていたのである!これを機にぼくたちの関係が大きく変わる。ぼくはありもしない永遠を夢見てしまう。(本作は原作コミックの作家様の許諾を得てタイトル名を変更し、青年コミックに再編集したものです。)