あらすじ

最終巻。午後の部の第四課題は、色々な形に切った木片を展開図にすること。大作が本腰を入れてきたことを知った工作は、かつての大作に対する劣等感が湧き上がってしまった。好調に課題をクリアしていく大作に対し、平常心を失い木片を壊してしまう工作。勝負の行方は?
大作と工作(1)

197×年長野県松本市、1月1日1時1分に同時に産まれた赤ん坊がいた。大枝大作と田所工作である。父は共に工務店を経営する大工の棟梁だった。天真爛漫で群を抜いてわんぱくな大作に、大人しく人目に触れることの無い幼年期を送った工作は、陽の大作に陰の工作と呼ばれ、大作のほうが次第に大器ぶりを見せていく。だが小学3年生の2学期。工作の宿題で松本城を作った時、工作にも大器の片鱗が…。大工の棟梁を目指す二人の、熱血建築マンガ!

大作と工作(2)

静岡県天竜市で開かれる、技能グランプリ・ジュニア大会に出場した大作と工作。知性派の上丈圭一、パワーの池西勝、女宮大工の河本礼子など、強敵が目白押しだった。大工としての技能ばかりでなく、知識も試される戦い。果たして大作は、工作は、優勝できるのか?第1回戦は、木拾い。工作は見事満点を取るが、大作は…。

大作と工作(3)

最終巻。午後の部の第四課題は、色々な形に切った木片を展開図にすること。大作が本腰を入れてきたことを知った工作は、かつての大作に対する劣等感が湧き上がってしまった。好調に課題をクリアしていく大作に対し、平常心を失い木片を壊してしまう工作。勝負の行方は?