夢喰い【分冊版】8
都会の喧騒の中にたたずむBar・サファイア。表向きはただの小さな店だが、その裏の顔は「夢喰い屋」という、ターゲットが抱いている「夢」という願望や希望を消し去る“闇稼業”を行っていた・・・古くより「人の夢を喰らう」と言い伝えられている鬼霊“獏鬼”の力を持った青年・高海準(たかみじゅん)が、サファイアへとやってくる様々な人間からの依頼を受け、“夢追う人々の想い”にとどめを刺していく。「くだらない夢なんて抱かない方が幸せだ」夢を追うことが、何かを成し遂げることだけが正しいことなのか?人の想いに終わりをもたらすことで人々にその意味を問う、ダーク・ヒューマンストーリー。~8話「恋の面影」~佳織の事件以降、サファイアへと姿を現していなかった準。そんなある日、丸山祐一という男性から夢喰いの依頼がくる。その内容は、彼の婚約者である井田真奈美の意識に残る、“元カレへの想い”を消してほしいとこれまでにないものだった。譲二は準を連れて、真奈美の説得を試みるが、彼女は意外にもあっさりと自身への「夢喰い」を承諾する。無事に夢喰いを終えて、すっきりとした表情を見せる真奈美。しかしその後、二人にまさかの出来事が起こる・・・
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