あらすじヤクザの組長の息子でありながら一般人として生活している高校生の静永 澪。ある日、組長である父親が敵勢力の襲撃に遭い、突然「組長代行」に任命されてしまう。澪のまわりで起こる不可解な事件、そして世話係の王賀真純とともに澪が見た裏社会の姿とは──!?黒い羊(やっかいもの)たちよ、運命に抗え。
見た感じでは普通の高校生である静永 澪(しずなが れい)は、実は静永組というヤクザの組長の息子。 高校生として普通の日常を過ごしていた彼の元にある日、その父親である組長が銃で撃たれたという報せが入ります。 急いで病院に向かった彼でしたが、一命を取りとめていた父親から「お前を静永組 組長代理に指名する」と言われます。 この出来事をきっかけに、澪はヤクザの世界へと否応なく巻き込まれていくことになります この作品には澪の他にも彼の"世話係"である王賀 真純(おうが ますみ)や高校の友人である可愛(かわい)める など数多くの人物が登場しますが、その誰もが裏に何か抱えていそうな雰囲気を醸し出しています。 特に真純は澪に対して異常とも思えるほどの忠誠を示していて、その行動も謎に包まれています そんな登場人物たちの思惑にヤクザ同士の裏社会の抗争も絡む複雑な人間模様が、表紙の通りの美しい絵柄で描かれていく作品です。 1巻まで読了