あらすじ

人類が新たなフロンティアとして海中を求めた近未来。国連は海中監視機構「AO(あお)」を結成し、海中移住計画を推進していた。だが盲目の怪人 ソーンダイクが海中帝国建国を企み、海洋テロ結社「ジオス」を率いて世界に宣戦を布告。「AO(あお)」の潜水艦部隊<ブルーレイバーズ>の「6番艦」(あおろく)は「AO」の本局へ向けての航海中、「ジオス」の巨大海中艦ジオス・ガーフィッシュと接触。なんとガーフィッシュに「6番艦」は丸呑みにされてしまう。「6番艦」司令 海音寺は、状況を変えるためにガーフィッシュの体内での魚雷発射を命じた!新たなシーウォーズの戦端が開かれる!
青の6号 【上】遭遇戦

『サブマリン707』ともども小沢さとる氏を潜水艦漫画の第一人者とした代表作『青の6号』。1967年から「週刊少年サンデー」で連載された本作は、世界各国から集められた潜水艦の多国籍軍がテロ組織に立ち向かうというストーリーとカッコいい潜水艦の緊迫感ある“ドックファイト”が読者の心をつかんだ。現代の国際テロ問題を先取りしたようなリアルさとエンターテイメントを融合させたSF海洋戦記であり、その人気は現代にも及び「サンデー」連載から30年の時を経て、アニメ化やゲーム化をされている。今回は、その再ブーム化と時を同じくして描き下ろされた『青の6号AO6』を復刻。本作品はアニメ版やゲーム版とストーリーが異なり、30年前の「少年サンデー」版をもとにリ・イマジネーション(再構築)された『新・青6』ともいうべき作品である。また小沢先生よりお借りした本作のネーム(下書き原稿)と現在執筆中の新作『青の6号』(『新・新・青6』?)のネームを特別収録。世紀を越えたシーウォーズがアナタを待つ!!

青の6号 【中】格闘戦

人類が新たなフロンティアとして海中を求めた近未来。国連は海中監視機構「AO(あお)」を結成し、海中移住計画を推進していた。だが盲目の怪人 ソーンダイクが海中帝国建国を企み、海洋テロ結社「ジオス」を率いて世界に宣戦を布告。「AO(あお)」の潜水艦部隊<ブルーレイバーズ>の「6番艦」(あおろく)は「AO」の本局へ向けての航海中、「ジオス」の巨大海中艦ジオス・ガーフィッシュと接触。なんとガーフィッシュに「6番艦」は丸呑みにされてしまう。「6番艦」司令 海音寺は、状況を変えるためにガーフィッシュの体内での魚雷発射を命じた!新たなシーウォーズの戦端が開かれる!

青の6号 【下】総力戦

海洋テロ結社「ジオス」の巨大海中艦ジオス・ガーフィッシュの体内から脱出した「AOの6番艦」(あおろく)は、ガーフィッシュと魚雷飛び交うドッグファイトを開始、死闘を繰り広げる。さらに「6番艦」から敵艦の現在位置を通達された「AO」本局はついに総攻撃を決定した! 釣り場(ポイント)へと続々、出撃していく潜水艦部隊<ブルーレイバーズ>。戦局は「AO」優位になるかと思われたが、「ジオス」のソーンダイクは主力が出払った「AO」の本局を一気に攻め落としシーウォーズに決着をつける戦略を立てていた! 全面衝突の末、最後に笑うのは「AO」か!?「ジオス」か!? 急転直下の完結編!