あらすじ

政府は解体し、強化人間プロジェクトも意味を成さなくなってしまった。もはや人類は、絶滅を待つのみなのか?「憾」の現れた意味、ありなと「憾」、里村とありなの真の関係も明かされる。ティエラは地球であり、その子宮から全てが生まれていた!救いの手だったはずの地球の子宮を、己の欲望に利用した人類は、その愚行ゆえ地球に見捨てられたのだ!しかしありなは、最後に信じがたい奇跡を起こす!!
ARINA-ありな-(1)

地球浄化集団を名乗る「サルバシオン」。通常兵器の全く通用しない「憾」という超生物を使って、人類抹殺を開始した!指揮をするのは、「憾」を造りだしたマッド・サイエンティスト、桐山。それに対抗するために、人類は強化人間の研究を進めていた。その一人実験体Σがありな!身体は13歳の少女だが、知能は5歳児並み。そしてその身体には、恐るべき戦闘力が潜んでいた。ありなが言う事を聞くのは、父親代わりの里村のみ。暴走するありなは、「憾」ばかりか仲間の実験体βまでも殺してしまう…。

ARINA-ありな-(2)

自分の役割を理解し始めたありなは、「憾」と戦う救世主と呼ばれるようになっていた。しかし人類は、「憾」の手によらずとも自ら暴動を起こし、滅びの道へと進んで行く。そしてありなの前に、自分はありなの母だと名乗る「憾」・ティエラが現われた。ありなは「憾」の同胞なのか?また絶望感から怪しげな宗教に捉われた女たちが、里村を生贄にしようとする…。

ARINA-ありな-(3)

政府は解体し、強化人間プロジェクトも意味を成さなくなってしまった。もはや人類は、絶滅を待つのみなのか?「憾」の現れた意味、ありなと「憾」、里村とありなの真の関係も明かされる。ティエラは地球であり、その子宮から全てが生まれていた!救いの手だったはずの地球の子宮を、己の欲望に利用した人類は、その愚行ゆえ地球に見捨てられたのだ!しかしありなは、最後に信じがたい奇跡を起こす!!