あらすじ

二人の妖狐に憑かれ奪われ…宵闇に愛炎の華咲く濃蜜恋執奇譚■ぼうっぼうっと無数の狐火が闇夜に浮かび舞い踊る……真っ白な乙女の身体を緋藍の色に染め上げて――妖怪の子供を産むことが出来る特殊な感応能力を持つ娘【みこと】は、陸と颯という二人の「妖狐」に見初められ、夜毎、激しく奪い合われることになる。お互い最後の金狐族・黒狐族として、みことに種を宿したい二人は、競って彼女の身体と「愛情」を求めてきた。なぜなら、彼女が心から感じてくれなければ、受胎の霊力が発動できないから!? 最初は二人同時に迫られ、次は陸と颯から交互に抱かれ……それぞれの愛を哭く切ない妖狐の恋執に憑かれて、みことの心は燐火のように緋と藍の狭間で揺れる――
緋藍の燐火~妖狐の恋執に憑かれて~
二人の妖狐に憑かれ奪われ…宵闇に愛炎の華咲く濃蜜恋執奇譚■ぼうっぼうっと無数の狐火が闇夜に浮かび舞い踊る……真っ白な乙女の身体を緋藍の色に染め上げて――妖怪の子供を産むことが出来る特殊な感応能力を持つ娘【みこと】は、陸と颯という二人の「妖狐」に見初められ、夜毎、激しく奪い合われることになる。お互い最後の金狐族・黒狐族として、みことに種を宿したい二人は、競って彼女の身体と「愛情」を求めてきた。なぜなら、彼女が心から感じてくれなければ、受胎の霊力が発動できないから!? 最初は二人同時に迫られ、次は陸と颯から交互に抱かれ……それぞれの愛を哭く切ない妖狐の恋執に憑かれて、みことの心は燐火のように緋と藍の狭間で揺れる――