「おいで。そこから先を教えるのは夫である僕の役目だ」美貌のくせ者公爵×王女な幼妻見捨てられた王女が公爵の新妻に? 甘い新婚生活……なハズが!?父王の命で十歳年上の公爵、アルバラートに十二歳で嫁いだエステファニア。愛妾の娘と蔑まれていた彼女は、唯一の味方だった彼の妻になれるのを喜ぶが、アルバラートは彼女が十七歳になっても子供扱いして抱こうとしない。彼には別に愛する人がいると聞かされたエステファニアは、最後の思い出にアルバラートへ迫り一線を越える。「気持ちよさそうだね、嬉しいよ」優しい夫が見せた違う顔の記憶を胸に家を出ようとするが!?