あらすじ

合宿中にこっそり二人きりの時間を過ごす朝日と飛騨。朝日を大切にしたいからこそ積み重ねてきた想いが飛騨から伝えられ…。かけがえのない恋人同士として、交わし合う本心。昂る熱は抑えきれなくて――!
会長、イイコはもう終わり Day.1

頭よし、性格よし、みんなに好かれる生徒会長・朝日(あさひ)には、人には言えない秘密があった。それは「男に抱かれてみたい」という欲を抱えていること――。卒業までになんとかセックスの『経験』をしてみたくて出会い系サイトをこっそり見ていると、今までそっけない態度を取られていた後輩の飛騨(ひだ)に見つかってしまう! 「興味あるよ、イイコな表情ばっかりしてる先輩の素の顔」 からかわれてるだけってわかってるのに、身体は勝手に気持ちよくなってしまい… 卒業までに『経験』したら、この関係は終わり――。放課後限定、内緒のセフレ関係。

会長、イイコはもう終わり Day.2

放課後限定で、セフレ関係になった二人。ノンケなのに、付き合ってくれるのは興味本位――? 優しい手つきで触れる飛騨(ひだ)が、もし本当に恋人だったら…。想像が膨らみ、ドキドキしてしまう朝日(あさひ)。そんな心を知ってか、帰り道にからかうように距離を詰められたり、名前で呼ばれたり、手を握られたり――。不意にファーストキスまで奪われてしまう。「キスの練習はしなくていいんですか?」ピュアな反応を見せる朝日に、飛騨の理性も揺らぎ――

会長、イイコはもう終わり Day.3

頼れる『会長』として、体調が悪いのに無茶をしてしまう朝日(あさひ)。飛騨(ひだ)はそんな朝日から目が離せず、放っておけなくなってしまう。「もっと自分のこと、心配してくださいよ」 自分のために怒ってくれる飛騨。保健室での触れ合うような優しいキスに、熱に浮かされた朝日の心は緩んでいく。やっぱり初めては、飛騨がいい――。溢れる気持ちが止まらなくなった朝日は、自分から大胆におねだりをしてしまい… 「それ以上したら、熱うつっちゃうよ」二人の心が繊細に揺れ動く、アオハルラブ第三話!

会長、イイコはもう終わり Day.4

卒業まであと三ヶ月を控えた冬の夜、二人っきりで見る遊園地のイルミネーション。君との日々は「思い出」にしかならないのに、それでも君のことが――。ノンケの飛騨(ひだ)をこれ以上本気になっちゃいけない…。後ろめたさを感じつつも、朝日(あさひ)は膨らんでいく恋心を止められず、咄嗟に飛騨を避けてしまう。そんな元気のない朝日を心配して、飛騨は朝日を「最後の思い出」に連れ出す。自然に笑いあえる距離感が心地よくて、朝日の想いはやっぱり溢れてしまい…

会長、イイコはもう終わり Day.5

いよいよ迎えた卒業式――自分を、そして飛騨(ひだ)を信じられず、咄嗟に彼の気持ちを拒んでしまった朝日(あさひ)。それでも思い出すのは飛騨のことばかり――。最後に一目会いたい。そんな朝日の気持ちを知った飛騨は彼のいる校庭へと走り出し… 「俺 待ってていい? 先輩の気持ちが追いつくまで」 高校三年生、最後の冬。溢れて止まらないくらい君に恋をした。ピュアきゅんアオハルラブ、両想い後の2人の未来を描く甘々たっぷり最終回!

会長、イイコはもう終わり Day.6

内緒のセフレ関係から進展、晴れて恋人関係になった朝日と飛騨。関係は順調のはずが、朝日は“ある不安”がよぎり――

会長、イイコはもう終わり Day.7

アルバイト先の同僚・有崎(ありさき)の恋愛対象が男だと知り、朝日は仲間が出来たことに嬉しさを隠せない。そんな朝日の様子に、飛騨は独占欲が抑えきれなくて――!? そして、互いの時間のすれ違いから「もっと一緒にいたい」と思う二人の気持ちは強まるばかりで…。

会長、イイコはもう終わり Day.8

お互いの時間がすれ違うことで、もどかしさを感じていた矢先、飛騨から同棲を提案された朝日。突然のことに動揺してしまうが、二人きりの生活に向け、浮足立つ気持ちを隠せないでいた。ところが、喜びも束の間、物件探しは難航続きで前途多難…!?

会長、イイコはもう終わり Day.9

バーでの一件以来、飛騨の様子がおかしいと気になってしょうがない朝日。「もっと飛騨の気持ちを知りたい…」と、もどかしさを抱える中で迎えたサークルの合宿。飛騨は持ち前の器用さを発揮して、一気に注目の的に! 飛騨に対して色めき立つ女子たちの声に、朝日の気は休まらず…!?

会長、イイコはもう終わり Day.10

合宿中にこっそり二人きりの時間を過ごす朝日と飛騨。朝日を大切にしたいからこそ積み重ねてきた想いが飛騨から伝えられ…。かけがえのない恋人同士として、交わし合う本心。昂る熱は抑えきれなくて――!