【拾われ弟子×意地っぱり師匠】八田甚蔵は道で倒れていたところを小さな剣術道場を営む柳静一郎に拾われた居候だ。気難しいようで案外子供っぽい面もある柳と暮らす中で芽生えた恋心は、すでに身のうちに抑えられず柳が寝ている間にこっそり口づけをしてしまう。ある日、柳に武家屋敷での剣術指導という大きな依頼が舞い込んだ。柳はどうにも気が進まないが、師匠の出世を喜ぶ甚蔵の姿に複雑な心境になる。二人の想いがすれ違うその夜、深酒に酔った柳にしなだれかかられた甚蔵は、情欲に任せてそのまま肌を重ねてしまった。翌朝後ろめたさを抱えた甚蔵に柳は思いがけない提案をしてきて…!?道場で織りなす江戸恋絵巻。描き下ろしつき。