山間の集落・雛見沢村へ越してきた前原圭一。村での賑やかな日々を大切に思っていたが…。隠されていた連続怪死事件。不自然な態度の仲間達。そして、惨劇は繰り返す。――昭和58年の夏が、またやってくる。
毎年同じ日に1人が死に、1人が消える――そんな“偶然”が続く寒村・雛見沢。圭一は、気の合う仲間である園崎魅音の双子の妹・詩音につれられ、村の禁域を侵してしまう。そして、今年の“祟り”が、また始まる。
過去に起きたバラバラ殺人事件。今も蔓延る祟りの噂。しかし、もっと直接的でもっと絶望的な脅威が、北条沙都子に迫る。炎のような意思と、仲間との絆を束ね、少年達は運命に立ち向かう。
仲間を束ね、確固たる意思を燃やし、少年は運命を打ち破り得るだけの武器を手に入れた!! 『祟騙し編』ここに完結――きっと、誰もが望んだ未来、穏やかな日常が待っている。