あらすじ

碧の浮気の証拠写真まで見てしまった北島。まさかあの碧が浮気をしていたなんて信じたくないものの、戸惑う。そんな時、浮気相手のタケシの彼女である杉崎が橋の上で自殺を図っていたところを助ける。杉崎は碧は自分のせいで亡くなったと泣きじゃくるが、その中で北島は碧の噂の全貌を知ることになる。
アオの死、僕の後悔 1巻

ある日、学校で急遽集会が開かれた。そこで告げられたのは2年B組の玉城碧が亡くなったという知らせだった。先週まで碧と付き合っていた北島はその知らせに耳を疑った。美人で明るかった碧は学校では一目置かれる存在だったのに、そんな彼女がなぜ急にー。先週、別れを告げた自分のせいなのか、と悩みながらも、なかなか碧が亡くなった事実を信じられないでいた北島。そんな北島の前に、碧とクラスも部活も同じだった瑠以が現れる。瑠以は想いのこもった物を触るとその物に関連した過去を見ることができる能力を持つ。そこで、碧が作ったお守りに触れ、過去を見てみるとー。

アオの死、僕の後悔(2)

碧の浮気の証拠写真まで見てしまった北島。まさかあの碧が浮気をしていたなんて信じたくないものの、戸惑う。そんな時、浮気相手のタケシの彼女である杉崎が橋の上で自殺を図っていたところを助ける。杉崎は碧は自分のせいで亡くなったと泣きじゃくるが、その中で北島は碧の噂の全貌を知ることになる。

アオの死、僕の後悔(3)

碧の家に瑠以と訪れた北島は、そこではじめて碧の兄、正善と話す。俯きがちに正善は「俺たち家族はあいつを苦しめたことを受け入れなくちゃいけないんだ」と、家庭で碧に何があったのかを語り始める。厳しすぎる家庭のルールや、開業医を継がせたい両親の碧への重圧を知り、驚きを隠せない北島。碧は両親からの重圧に耐えられず亡くなったのか…? その真相を探るべく、瑠以の力を使い3人で過去を見ることにーー。