あらすじ私、山口紗織(やまぐちさおり)は今日から新崎紗織(にいざきさおり)……見合いで縁を持つことになった夫は、父親の経営する総合病院の副院長。……幸せでした。幸せだと思っていました……あの男に会うまでは……。(「硝子の花」より)。実力派として名高い著者により、ロマンティックかつ確実な線で紡ぎだされる物語の数々は、まさに匠の技。ドラマティックな作品群をご賞味あれ。