「どうしたの…っ?いきなり激し…っ…!」もしかして、嫉妬した…? 蓮見くんが拗ねたように頬を赤らめる、その少し幼い表情さえ、たまらなく嬉しくて… ◆高校時代、初めて唇を重ねた相手は、野球部エースの蓮見智司。その彼と、10年後の東京で偶然再会した絢瀬。けれど彼は、あの頃とはまるで別人! 当時の快活さは見る影もなく、すさんだ雰囲気と色気を身にまとい、ワインバーで働いている智司。会えなかった間、彼に何があったのか… 戸惑いつつ、昔と同じように接しようとする絢瀬だが、「俺のことそんなに気になるなら、寝てみる?」といきなり迫られて――…