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「私はピエロ」リアルなタッチでのエッセイ漫画。「ピエロ」のぬいぐるみだけ、架空のものです。ゴミ屋敷・ネグレクト・虐待・暴力・発達障害・不登校などがあります。綺麗事でまとめてありますが、実際はもっと過激なものでした。リアルなタッチでのエッセイ漫画をあまり見ないので描きましたが、救いはなく、心をえぐります。救いは全て自分で切り開くしかなかった。自分の中だけで救いを求めた先には、何があったのか。今でもわかりません。この漫画を描くにあたって、誰かの勇気になるかもしれないと思ったから描きました。私の痛みが誰かの道筋になるかもしれない。勇気に繋がるかもしれない。そういう人生も、あるかもしれない。笑って大丈夫って言いたいから、今を頑張る人も居る。いつだって可能性を信じたいって思てる。理想は人を向上させると信じてる。
とてつもない傷みが画面を通して伝わってくる。読んでいて非常に苦しくなる漫画である。ページ数が短いため、ラストで何を言いたかったのか、少々わかりにくかったが、あらすじの文章に込められたメッセージを読めば著者が何を伝えたかったのか分かる。