あらすじ

かつて横浜で結成され、伝説となって消えた族“(豸へんに暴)バク慎”――。最大族“壟呪巫慧髏(ル・シュ・フェル)”解散を目前に、消え去ったはずの“バク慎”が再び動き出す!! 音速の世界に棲むスピードの申し子たちのエネルギーが錯綜する中、一人街を見降ろす少年“永遠”の目に映るのは‥‥!?
永遠の詩(1)

かつて横浜で結成され、伝説となって消えた族“(豸へんに暴)バク慎”――。最大族“壟呪巫慧髏(ル・シュ・フェル)”解散を目前に、消え去ったはずの“バク慎”が再び動き出す!! 音速の世界に棲むスピードの申し子たちのエネルギーが錯綜する中、一人街を見降ろす少年“永遠”の目に映るのは‥‥!?

永遠の詩(2)

永遠と行き違いとなった玲二は、請われるまま、トウ(立心ヘンに刀)太に3年前の事件を語る。その頃、愛慎高校では“壟呪巫慧髏”國房の“バク慎”抹殺指令が実行に移され、友達の邂を襲った暴力と“バク慎”への侮辱が、永遠の怒りを爆発させていた!! 一方、その最大族の頭・政友がついに動き出すーー!?

永遠の詩(3)

“壟呪巫慧髏“と”死蝶“の的にされ、勢いで喧嘩を売ってしまった永遠。そのことにより、ついに“族の世界の戦争”が勃発した!! 最大族の解散は明日。その日を前にした今夜、玲二は本牧が“族車の墓場”となることを予測する。だが、暴走るしかない、という永遠は仲間たちに集合をかける!!

永遠の詩(4)

伝説の“魂喰い”で暴走った上、聖虎との友情のため“極熾天”とも対立することになった永遠は、ついに横浜中の全ての族を敵に回すことになった! 永遠はそんなヤバい状況にあっても「誰よりも迅く」という思いとともに伝説を創るべく暴走り始める。そんな中、仲間を巻き込む大問題が襲いかかりーー!?

永遠の詩(5)

永遠の少年時代を描く、「13BABYS」編! 1995年夏、13歳の永遠は始めて出会った単車の感覚に、強く心を揺さぶられていた。そんな時、迷い込んだ米軍居住区でマイキーと再会した永遠は、ふとしたことで日本人を目の敵にするヴィニーと単車で命懸けの勝負をすることになるがーー!?

永遠の詩(6)

“壟呪巫慧髏”解散前夜の国道16号。横浜中の族がここに集結していた。そんな中、永遠と“壟呪巫慧髏”政友の“暴走勝負”が始まった! 「スピードは武器」と信じる永遠は、“魂喰い”を加速し続ける。自爆の危険も厭わない、あまりに危険な永遠の暴走りを止めるのは!? 伝説ここに完結!!