あらすじ良心の呵責にさいなまれることも、不自然さもかんじることのない兄・護との愛の交歓。自分と瓜二つの兄の素晴らしさ、美しさ、そして愛の技巧に澪子は満足と幸せを感じていた。だが、生理が近づくと余白を埋めてくれる何かを求めて澪子は旅に出る。ある日、海が見える旅行先で、見知らぬ男から出航間近の船を見に行かないかと声をかけられた澪子だが…。