あらすじ

「私は卒業式で泣いた事がない」そんな雪野が在校生代表として祝辞を読む事に。卒業する手芸部の佳苗先輩に愚痴をこぼしていた雪野だったが……「これ塗ってあげるわ。緊張しないおまじないよ」そう言ってマニキュアを取り出す佳苗先輩。こうして卒業式まで毎週先輩から小指にマニキュアを塗ってもらうだけの奇妙な時間が始まったのである。※この作品は『ガレットNo.6』に掲載されている作品となります。
うつくしい小指(1)

「私は卒業式で泣いた事がない」そんな雪野が在校生代表として祝辞を読む事に。卒業する手芸部の佳苗先輩に愚痴をこぼしていた雪野だったが……「これ塗ってあげるわ。緊張しないおまじないよ」そう言ってマニキュアを取り出す佳苗先輩。こうして卒業式まで毎週先輩から小指にマニキュアを塗ってもらうだけの奇妙な時間が始まったのである。※この作品は『ガレットNo.6』に掲載されている作品となります。

うつくしい小指(2)

佳苗にはかつてとても大事な人がいた。彼女の名は“坂間あかり”佳苗とあかりの二人はとても仲が良く、コンテストの作品も二人の合作だった。しかし、ある日佳苗はあかりの様子がおかしいことに気付くのだが……※この作品は『ガレットNo.7』に掲載されている作品となります。

うつくしい小指(3)

感情をむき出しにする佳苗に驚いてしまった雪野。その時からどうにも落ち着かない雪野だったが、ある日部室内で偶然見事な刺繍のワンピースを発見する。この刺繍が佳苗のものだと知った雪野は……※この作品は『ガレットNo.8』に掲載されている作品となります。

うつくしい小指(4)

佳苗にはっきりと自分の気持ちを伝えてしまった雪野。そして雪野は自分が佳苗にとても惹かれてしまっていることに気付いてしまう。そんな佳苗は雪野にあることを告げるために呼び出すのだが……※この作品は『ガレットNo.9』に掲載されている作品となります。