Kindleのアンリミで読めたので、1巻読んでみた。 内容も少年アシベと比べるとだいぶほのぼのしてました。 いちばんの違いは登場人物の人数。あくまでも1巻だけの話ですが アシベ一家とゴマちゃん、母方の祖父母、スガオくん(一瞬スガオママも) しか出てきません。 アシベのじーちゃんといえばあの息子と孫に甘すぎる金持ちの社長ですが、そっちじゃない方が出てくる。アシベも学校へ行く回がないので同級生や先生も出ない。 これはちょっと寂しい。2巻以降に期待したい。
今度漫画アクションで少年アシベの新連載が始まるということで読み返してみた。 世代的にアニメの方が先だったのですが、今思うとアニメの面白さが原作とそう大差ないのすごいな。アニメ好きで漫画の方を読んでなかったらぜひ読んでほしい。読めば読むほどキャラ1人ひとりに愛着が湧いてくる。アッキーとか完全にカッパにしか見えないのに、リコと恋人同士になった時は嬉しかったな… イエティはアニメの鳴き声が印象強いので出てくると自然に脳内再生される。
江戸川乱歩の黒蜥蜴が元になっている…というのは一旦置いといて読み始めたほうがいい。ミステリファンというより、森下裕美ファンのために描いてる。 最近森下裕美が足りないなと思っていたところだったので、冒頭から黒トカゲが高笑いしながら1984年の月刊ギャグダを読んでいるシーンでもう幸せな気持ちになった。 自由すぎて乱歩ファンに怒られないか心配になるけど、個性豊かなキャラがバタバタ出てくるギャグに特化した黒トカゲも良いんじゃないでしょうか。 また出版社の垣根を超えて容赦なく漫画いじりをしてくるシーンも多く、攻めてるなーと思います。
昔から、いろんな漫画のキャラクターによく似ていると言われます(悪い意味で)。特に、カラスヤサトシさんの自画像そっくりとは長いこと言われてきました。最近では『ギャングース』のカズキ(デブ、メガネ、手足短い)とか『バキ外伝 疵面 -スカーフェイス-』のグランド・マスター(チビ、アゴなし、オカマ)なんて言われて、歯噛みしてますが『なのな フォト ゴロー』の主人公・ゴローには、見た目や動きをふくめて強い親近感を感じています。 谷師悟郎はいつもオドオドして、人にあやまってばかりいる30歳。務めている製菓工場とアパートを行き来するだけの毎日で、工場でも軽く邪魔者扱いされています。帰りのバスでは「明日も嫌なコトしか起こらないだろう」と絶望したりします。 そんなゴローにも生きがいはあります。それは飼い猫のフォト。世界一かわいいこの猫だけがゴローの支えなのです。そんな、なんとなく孤独で、なんとなく未来が見えないゴローは、なのなという女の子とフォトを通じて出会います。 なのなは町で偶然フォトに出会い一目惚れ。思わず連れて帰ろうとし、そこでゴローと出会います。なのなは街の小さな雑貨店で働いていますが、やっぱりなんとなく孤独だったり悩みがあったりします。 ただ、なのなは落ち込んだりしても外には出さないタイプなので、「ボクなんか毎日嫌なコトしかないしずっと落ち込んでる」と簡単に口にするゴローにイライラしてしまうのです。 この二人と、フォトを中心に、大きな悩みはないけれどなんとなく閉塞感がある人たちの日常が描かれていきます。 ゴローのただ流れるだけの人生は、なのなとの出会いで少しずつ広がっていきます。なのなの人生も同じように少しずつ広がっていくのです。 この『なのな フォト ゴロー』とてもゆったりとして、可愛らしい作品なのですが、僕にとっては切実です。このゴローが幸せになれるのかが、ボクの人生が幸せになるかどうかの瀬戸際な気がしてならないのです。ちゃんとゴローに普通の幸せが訪れて欲しいと、切に願っています。 とはいえ、見た目も性格も自分にそっくりなゴローが幸せな目にあうと、それはそれで嫉妬を感じるものですね。
旦那さんのビジュアルの「どうしてこうなった」感はありますが 4コマ界のベストカップルといえばこの2人です。 この夫婦って元教師とその教え子なので、何を禁断の恋しちゃってんの、もう! という感じです。 全10巻、全く飽きずに読み終えられます。
森下裕美さんの作品は少年アシベから入って、ここだけの二人、ウチの場合は、と読みました。 安定した面白さというか、子供から大人まで楽しめると思います。少年アシベの方が子供向きではあると思いますが。 森下作品はこの3つしか読んだことがないのですが他のも読んでみたいです。
一見ふつうの人々の生活の中にある、暗い心の中をさりげなくみせつける、ある意味怖い話。 せつなくて、つらくて、でも優しい森下ワールドです。
http://natalie.mu/comic/news/173101 Eテレがやってくれた!早くゴマちゃんに会いたい!
Kindleのアンリミで読めたので、1巻読んでみた。 内容も少年アシベと比べるとだいぶほのぼのしてました。 いちばんの違いは登場人物の人数。あくまでも1巻だけの話ですが アシベ一家とゴマちゃん、母方の祖父母、スガオくん(一瞬スガオママも) しか出てきません。 アシベのじーちゃんといえばあの息子と孫に甘すぎる金持ちの社長ですが、そっちじゃない方が出てくる。アシベも学校へ行く回がないので同級生や先生も出ない。 これはちょっと寂しい。2巻以降に期待したい。