※ネタバレを含むクチコミです。
話のテンポが良くて、面白かった! 私は事件系の話は難しくて、理解するのに時間がかかるのだけど、顔の表情から犯罪者が誰なのか読み解くと言う話だからなのか、1話もしくは前編後編で完結だからなのな分かり易く読みやすかった。 陽一とルナのやり取りも、軽快でダークすぎず、表情からそんなこと分かるんだ!って勉強にもなる。 “上下”で終わってしまうけど、個人的にはもう少し読みたいです。
昔々あるところに、というナレーションが頭に流れてくるのはある年代以上のような気もしますが、近世の日本を舞台にしたお伽噺であり、また史料に基づいた良作でした。 作者の青木朋先生は、中国に材を取った歴史漫画を描いていたり、あるいは現代舞台のミステリを描いたり幅広く作品を描かれていますが、この漫画は大人から子供まで楽しめる良い漫画だと思っています。 現代の日本に生きている自分達は、水で苦労することなんて恐らくほぼない訳ですが、近代以前において水利というものがどれだけ大切だったのか教えてくれますし、お上と庶民という感覚は日本では変わらないのかなあと想像したりもします。柔らかく可愛らしい絵柄で読みやすく、良作として薦められる漫画です。
書き込みが丁寧な漫画。扉絵からしてすごいなぁと思ってた。前作は見てないけど、こう言う中国的な意匠を描くのが得意なのかな。内容は、頭ほあほあ田舎姫君にハラハラする話。でも姫君には不思議と好感がもてるし、花火師の胡散臭カッコいい感じでいい。ゆるりと見ていきたい
最近中国ドラマにハマっているのですが漫画とか何かないかな〜と思っていたところマンバで見つけてひとまず2巻まで読了。 中国の歴史を忠実に描くと拷問とか結構えぐいのですが。えぐい描写と煌びやかな王朝での生活、策略、嘘と野望色々エンタメに落とし込んであると癖になります。 この漫画でも結構困難な人生を歩む主人公。主人公可愛い! 喋りも堅苦しくなく現代っぽくわざと砕けた感じに描いてあったり初見に対して抵抗がない気がします。あんまり悲観的な気分にならないのでおすすめ。 描くの大変そうだろうなと思うのですがこういう豪華絢爛ゴテゴテの装飾、好きです…
※ネタバレを含むクチコミです。