ある腕輪を手掛かりに嘉禄(カロク)という人物を捜していた无(ナイ)は、旅の途中で花礫(ガレキ)という少年と出会い行動を共にすることになる――。期待の新鋭が描くファンタジック・クロニクル、待望のコミックス化!!※著者あとがきは収録しておりません。
育ての親を亡くし妹と二人きりで暮らすルーチェ。ある日、アセイシヤと名乗る女性から、突然『婚約者の恋人になってほしい』という予想外の依頼をされてしまう。半ば強引に連れて来られた先で待っていたのは、この国の五大家の一つ『ガイレンチェ家』の若き当主リオヴェルナだった。リオヴェルナは、ルーチェに偽装恋人の契約を迫り――?