僕徒レオ、通称「ボクちゃん」は気弱で一人ぼっちの高校2年生。そんな彼の隣の席に座っていたのは、君乃ミキという居眠りばかりしている女子生徒だった。ある日、クラスメイトの姫川が行方不明に。この事件に興味を持った君乃は僕徒と共に美術室へ向かい事件の真相を目指すというが――!? 二人の不可「解」な学園推理サスペンスの幕が上がる――。
ヤシロさんは一風変わった殺し屋。そのスタイルは──? まず標的に「殺しに行くこと」を直筆の手紙にてご連絡。時期や殺り方等を打ち合わせた後、約束通りきちんと遂行。世界一親切で礼儀正しく、そして正確無比。そんなヤシロさんと手紙のやりとりを楽しむ標的の少年・はじめ。殺される時を待ち焦がれながらリハビリを続けるが──!?