宇宙の彼方からやってきた、手のひらの英雄「ミクロマン」たちの戦い!アクロイヤーの陰謀から人類を守れ!1970年代後半から80年代にかけて「テレビマガジン」で連載された傑作が、ついに電子書籍で登場!公害、東西冷戦など当時の世相を反映した骨太なストーリー展開と、精密な筆致による驚異的なメカ描写で子供たちを魅了した“科学まんが”が帰ってきた!・全エピソード、1600ページを超えるボリュームを全6巻に再編集。・4色および2色原稿は再度生原稿をスキャンし、全カラーページを完全再現。・全巻巻末に電子版だけの特典「イラストギャラリー」を収録。
『ウルトラQ SOS富士山』でデビューして以来、『マイティジャック』『怪奇大作戦』『ミラーマン』など数多くの円谷プロ作品のコミカライズを手がけた森藤よしひろが、『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンエース』につづき、1973年「小学六年生」に連載した幻の名作。テレビシナリオを基としながら連載が進むごとにオリジナルの要素が強くなっていき、後半はオリジナルの怪獣も登場する。しかし第2期ウルトラシリーズらしいドラマ重視の物語となっており、テレビ版同様に爽やかな感動を与えてくれる。初出:『小学六年生』(小学館)1973年4月~9月号
『ミクロマン』の森藤よしひろが『トランスフォーマー』を描いた夢のコラボ作品が奇跡の復活! 2015年より玩具展開をしている『トランスフォーマー ユナイトウォリャーズ』のスペリオン、メナゾールが、手足を入れ替える「スクランブル合体」の本領を発揮して大活躍する完全オリジナルストーリーだ。太陽黒点の影響による異常現象が世界各地で起きていた。その原因はデストロンの新兵器オメガウェーブ砲であった。デストロンは混乱に乗じて地球各地のエネルギーの略奪を行っていたのだ。一方、サイバトロンは救援活動におわれ、デストロンに反撃できずにいた。独自に調査をしていたコンボイ少年隊隊長トオルと物理学者ジェニー、偵察員ハウンドもデストロンに捕まってしまう。ついに最強のデストロン・スタントロン部隊が原子力発電所を襲撃、やむを得ずコンボイ司令官は実戦経験のない新鋭エアーボット部隊を出動させる…。はたして新しいバトルベース、スクランブルシティーで指揮を執るコンボイに、メガトロンの野望を阻止する逆転の策はあるのだろうか? 初出:「コミックボンボン」(講談社)1986年春休み増刊ファミリーコンピュータスペシャル特集号
『ウルトラQ』とは、1966年日本全土に空前の怪獣ブームを引き起こした1話完結型のSFドラマである。世界的ヒーロー『ウルトラマン』の“空想特撮シリーズ”第1弾にして最高視聴率36.4%、平均視聴率32.39%を記録した。本書『SOS富士山』は同タイトルの放映第7話(放映日1966年2月13日)のコミカライズ作品。稀代のコミカライズ作家・森藤よしひろのデビュー作で、「森ひろし」名義で発表された唯一の作品である。そのため長い間「謎の作家による幻の傑作」とされてきた。このたび森藤先生のご自宅から発見された生原稿から電子コミックス化、ペンタッチも生々しく伝わる美しい画質でよみがえった!